琵琶湖疏水てくてく その4
もうすぐ第三トンネルだなーとてくてくしてきたところ
対岸に水道関係の施設と思しき設備が見えてきました。
京都市上下水道局 新山科浄水場トンネル 取水池。
導水トンネルの前なので除塵機が活躍するあたり。
疏水の横を進んでいくと小さな橋が現われました。
『日本最初の鉄筋コンクリート橋』の碑。
渡っちゃいました♪
この小さな橋が日本で最初の鉄筋コンクリート橋。
その橋を渡って対岸にでっかい石碑が。
『本邦最初鐡筋混凝土橋』
めっちゃ自慢してるーっ♪
すっごい自慢してるーっ♪
嬉しさがあふれてるーっ♪
素敵素敵素敵。
こういうの大好き♪
田邉朔郎博士の自筆です♪
第三トンネルの入り口です。
このトンネルを抜ければ蹴上です。
ここからまた迂回するので県道まで下りてきました。
県道に出たので曲がったところに…
ミネルヴァ書房様っ!!
わぁぁっ!!
吃驚したぁぁ!!
「日本のダム美」を出版してくださったミネルヴァ書房様のビルでした。
どきどきっ。
ありがとうございます。
第二版まで作っていただけるなんて感謝感謝です。
初版で千苅ダムのゲート記述について間違ったこと書いていたのを
第二版では修正頂いてありがたかったです。
私の担当ではなかったけどもうひとつのダムについては
近いうちに調査行きます。
第三版はないと思うけど間違ったことが歴史になるのはいけないんだという
地元の方の思いにはきちんと答えたい。
とりあえず拝む。
県道をひたすら登って史跡の車石という轍がくっきり彫り込まれた
石の前を通ってゴールを目指します。
もう少し、もう少し。
それにしても見事な轍です。
下り坂に入ってすぐ、見えてきました。
蹴上浄水場です。
県道から少しのぼってゴール地点へ。
到着しましたーっ♪
第一疏水と第二疏水の合流点です。
インクラインが目の前です。
水はここから蹴上発電所、疏水分線と二つの方向に流れて行きます。
琵琶湖から蹴上まで水と一緒に到着です。
水より相当遅いけど。
蹴上の地で凛々しく立つ若き日の田邉朔郎博士の像♪
琵琶湖疏水、ちゃんと歩いて水の流れを実感できて
とても楽しかった疏水てくてくでした。
寒い頃がお薦めかもしれません。
これがいちばんカッコイイ
とにかく
鐡筋混凝土
これ、最高