青蓮寺ダム 見学 その3


減勢工と副ダムを見下ろしたところです。
減勢工の壁が斜めになっているのはあまり見ません。
逆台形の副ダムがなんだか可愛い。


繋船設備です。

ボートと比べるとモニュメントのでかさが一段と・・


そして右岸の管理所の横にあるこの可愛らしいゴンドラ。
レールで移動できるようになっています。
水資源開発公団のマークは機構になっても変わりません。


ゴンドラはこのようにアーチ堤体の横を通って
ホロージェットバルブ室まで降りることができます。
あそこから見上げたいなぁ。


管理所の方から天端を見たところ。
天端に立つと下流側を見下ろせなくて腹が立つフェンスですが
こちらから見るとこれはこれでカッコよくまとまっています。

 
常用洪水吐です。
扉体の色が実に綺麗な青。
やっぱり青蓮寺ダムだから。


管理所に伺ってダムカードを頂きました。
裏に記載されている こだわり技術 には

『主ゲートに薄肉アーチダムに適した軽い扉体と走行抵抗の少ないキャタピラゲートを採用した。
旧水資源開発公団が実地調査の段階から手がけた第一号のダムで、事業開始から終了まで
わずか5年間で完成させたダムである』


と、ありました。
中央越流型非対称放物線不等圧アーチ式コンクリートダムの文字はありませんでした。
ダムカードは一般向けですから。


いつも元気に働いて、すっかり地域に溶け込んでいる青蓮寺ダムです。
近畿エリアのライダーの方もよく訪れる観光ポイントです。
やっぱりアーチは花がある。

ゲートの青がとても素敵な青蓮寺ダムでした。

 

おまけ


青蓮寺ダムで目立ちに目立っているあのモニュメントですが

実はお友達がいます。



天ケ瀬ダムにも同じものが立っているんです。
サイズは違いますが。

やっぱりアーチだからでしょうか。
淀川水系のアーチダムはここと青蓮寺と奈良県の須川ですが。
須川は奈良市のダムだし・・
正体不明のモニュメントです。