設楽ダム 建設現場見学 その1
2025/12/21 更新

豊橋市に来ています。

曇り空の下、JR豊橋駅へてくてく。

駅内の通路で見つけたポスター。
豊橋市ってエディブルフラワー発祥の地だったとは知りませんでした。

花のまち豊橋。
花卉農家が多いエリアのようです。

JR豊橋駅の改札内で見つけた自動販売機。

美味しそうだったので購入。

帝都からお越しになるダムマイスター(専門家)のみつはし様を待っています。
今日はみつはし様と一緒に新城駅まで移動なので。

車内で自動販売機で購入したスイーツと大阪土産のみっくちゅじゅーちゅを
みつはし様にご賞味いただき、楽しくおしゃべりしながら到着しました新城駅。

駅舎に長篠の戦がパネル展示されているのは良いのですが
東軍の色が赤なので退色して目を凝らさないと見えない。
これでは西軍しかいない長篠の戦。
新城駅にダムマイスター(一般)仲間の佳様が愛車で登場。
佳様の車に積載していただいて設楽ダムに向かいます。

途中で立ち寄ったのは中部電力様の長篠堰堤♪

めっちゃきれーい♪
以前来た時は降雨の後の大瀑布で堰堤が全く見えなかったので。

発電所までの水路から盛大にあふれるのがホントに長篠堰堤らしさ♪
素晴らしい。

機会があればぜひ間近で見学させてほしいものです。

設楽ダムへの道中、もう一つ立ち寄ったのは寒狭川頭首工。
水資源機構様の管理施設です。

ゲートの銘板が見えました。
栗本鐵工所様の作品らしい。

現地説明板に豊川用水のイラストがありました。
これはとても良い。
東三河地域に届けられる水は自然流下で三浦半島の先端まで届いてるのです。
もう神設計としか言えないすばらしさ。

豊川用水にかかわる施設は
水資源機構の宇連ダム、大島ダム、大入、振草、寒狭川頭首工がメインですが
電源開発様の佐久間ダムも関わっています。
◆

と、寄り道しつつ、到着しました。
設楽ダム工事事務所 広報展示室。
各地からダム愛好家、たくさん集合。

設楽ダム紹介パネルです。
ダム正面からのイラストで描いてあるの珍しいですね。
背面を書いてあるところが多いので。

総貯水容量が9800万m3です。
9800万m3というのを目にしてぱっと頭に浮かんだのは真名川ダムです。
真名川ダムの洪水調節容量が9800万m3なので。
貯水池1億m3近いダムの建設現場、久しぶりに見た気がします。

寒狭川頭首工で見たイラストの航空写真版。
利水需要がとても高い地域です。

貯水池の容量配分です。
洪水調節容量1900万m3
既得水利を含む流水の正常機能の維持のために6000万m3
灌漑に700万m3
水道に600万m3

説明を受けるまで知らなかったのですが
豊川の流域、東三河地域は利水の需要が工業も農業も
とても高いので水需要に対して自転車操業状態なのだそうです。
佐久間ダムからの水のルートもあるし豊富なんだと思っていたら大間違い。
余裕がないのです。
水に余裕がないとどれだけ悲惨なことになるか
平成6年の列島大渇水の後に各地でダムがいくつられて
安全度がいくらかは上がっていたけれど全国的に深刻な渇水が発生した令和7年。
ダムの新設は本当に大変なので既存のダムを管理者の垣根を越えて
無駄なく活用するハイブリッドダム運用が令和のトレンド。

設楽ダムが竣工したら渇水の安全度はぐっと上がります。

そして洪水の歴史です。
明治期からの年表ですが
圧倒的に台風性降雨が多いです。
前線性降雨より台風。
やっぱり太平洋側だし伊勢湾の東だし。
納得。

なので設楽ダムは洪水調節をしっかり頑張ります。
豊川水系の基準点で150年に一回の雨に対して1.0mの水位低下を可能にします。