白岩砂防堰堤視察歩行会 その1

2012/10/15 更新


朝の富山駅前。
夜中、車を飛ばしてやってきました富山駅。
駅前のいつもの市営駐車場に車を止めていそいそ向かうのは
富山地方鉄道・電鉄富山駅。


朝早いですが、立山黒部狙いのハイキング仕様の方がたくさんおられます。
そして通勤通学の方もいらっしゃいます。

切符を券売機で買ってホームに入ろうとしたら
駅員の方に改札はもう少ししてからですと言われて
すいませーん・・・と袋をかぶせられた猫のように後ずさる。

すごいや
改札に時間制限あるなんて
時間にならなきゃホームにも入れないんだっ
これは黒部観光のお客さん対策なんだろうかっ
ラッシュでホームが混雑しない対策なんだろうかっ

大阪の私鉄感覚は通用しない富山地方鉄道のシステムに吃驚。
改札の前に並ぶ不思議な風景。


という事で少し待っていたら改札が始まったのでわくわく乗り込む。
窓際席取れた♪


電車電車ー
車窓車窓ー

と、喜んでいたのも束の間
夜っぴて車を走らせてきた眠気が…


はっと気付くともう立山駅のすぐ近く
常願寺川の上でした。

ホームに入る前に駅前を見ていると
どこからこれだけ車が来たんだー
というくらい周辺パーキングは車で一杯でした。


電鉄富山駅から約一時間で到着。
お客さんはほとんどそのままアルペンルートの方に。


自分はアルペンルートではなく立山カルデラ砂防博物館のほうに向かいます。


到着♪
立山カルデラ砂防博物館のお隣
国土交通省 北陸地方整備局 立山砂防事務所。

本日参加のイベント「白岩砂防えん堤視察歩行会」の受付場所です。

しかし、砂防堰堤・砂防ダムを“砂防えん堤”と書き換えたところで
何のメリットもないと常々感じている自分は砂防堰堤・砂防ダムと書かせていただきます。

このイベントの情報はいつものように
「ダム日和」の管理人、takane様のツイッターでの発信を拝見していて知りました。

白岩砂防堰堤と他の砂防ダムも間近で見られるなんて♪
崩壊地の中に入れてもらえるなんて♪
という事で、大急ぎで申し込みしました。

で、一般参加者の募集要項の中には↓のような文言が。

『立山砂防事務所から白岩砂防えん堤まで工事用道路等を通行
約10kmを歩行
募集人員 100名 先着順
参加条件
○所要時間3時間半程度 長時間の歩行ができる体力に自信のある方
(白岩砂防えん堤下から天涯の湯までは420段の階段)
○危険に関する説明、参加者心得に同意いただける方』
約10km
上りだけで10km
この間の六甲砂防の見学会は全部で10kmくらいだった
いけるかな
たぶんいける
というか気合いでいく!!
白岩堰堤に会うためなら体力なくても精神力でいく!!

と、自信なかったのですが気合いで申し込み、見事もぐりこめました。


受付をするとこんな資料をいただけます。

トイレに行っておこうと事務所に入ると便所長蛇の列。


トイレから戻ってきたらこのイベントを企画してくださった
立山町の偉い人の挨拶が始まってました。
あああああああ。
ご挨拶を聞き逃すなんて・・・なんて失態。