下小鳥ダム 見学 その1

2016/5/1 更新

2015年6月
大阪で第7回ダム友と語る会を開催しました。

その時に「河川法第二章第三節第三款」について素人なりに
ふんわりですが理解できるようにスライドを作りました。

第T類から第W類までのダムがひとつの水系で見られる所で
自分が行って写真を撮っているところを探した結果
神通川水系にターゲットが。

そもそも第T類から第W類のダムというのが公開情報ではないので
どのダムが何類か探すことも大変ですし
勘違い情報もwebではあちこちで出回っているようで不確実。

なので確実な方法として管理者様に実際に聞いて
きちんと操作を理解したいという気持で電力会社の方にお願いして
教えて頂く事が出来たのでしっかり取材せねばと
新緑の美しい神通川にやってきました。

朝一番に双六ダムを見て浅井田ダムを見て
次にやってきたのが以前から行こう行こうと思いつつ
時間切れになることも多く未訪だった下小鳥ダムです。

◆ ◆

R41でいつも楽しく走れる数河高原を超えて
R360との共有区間に入り
まずは角川ダムを見てその次に下小鳥ダムに下流側から向かいます。


県道75号線を走っていて木々の間にちらちらっと下小鳥ダムの堤体が見え始めました。

どきっ!!
な・・
なんかカッコいい物見えたっ!


眺望とか何も考えずに停車してしまいました。

木々が邪魔していますが
チラ見えしている異様にカッコいい洪水吐。

なにこれーっ!!
洪水吐水路の中段にコンクリートブロックが設けられてる
コースも複雑
天端からすっとんと下まで落ちる直線スキージャンプじゃないんだ
ななな
なんというカッコいい洪水吐!!


チラ見えした洪水吐だけで大興奮になってしまいましたが落ち着け自分。
という事で天端に到着しました。


丁度、工事中で工事車両が天端を徐行していました。
工事の邪魔にならないようにパーキング。
見学開始。


まずは目の前にあった洪水吐ゲート。
関電ブラックのローラーゲート2門。
H×Wは15.40m×12.50m。


右岸のこの位置からは導流壁が邪魔して堤体がちらっとしか見えない…。


すごく高い導流壁です。
先が見えないところがわくわくする。


下流はどうなっているのかと目を凝らすと
かなり遠い所に何かがあります。
副ダムにしてはそこまでの間に河原や道路もあるし…
なんだろう?とズームしたところ…。


砂防堰堤でした。
副ダムではない。