七川ダム 見学 その2
春先のダム湖。
緑が美しいです。
繋船設備の巡視艇があることでとても絵画的。
そして詳しい説明板発見。
七川ダムがある古座川。
ダムの集水域は102km2あります。
県のダムとしては大きいほうだと思います。
良い場所に造られたことが伝わってきます。
昭和28年着工ですね。
電源開発促進法が出た直後。
各地で自分の県の電気は自分で創ろうという機運が高まり
あちこちの県で発電できるダムが建設され始めたころですね。
そして和歌山県初の補助ダムという文字も。
補助ダムというのはどこかのダムのサポートをするダムという意味ではなくて
都道府県が国の補助金を受けて事業主体となって進めるダム事業をいいます。
ダムのスペック。
集水面積が102km2に対して湛水面積は1.8km2
堤高は58.5mで堤頂長は154.0m。
当時としては大きなダムだったと思います。
今の感覚だとコンパクトに見えますが。
お仕事は洪水調節と発電です。