瀬戸ダム 見学 その4


ダム湖です。
空が近いのです。
山々の頂きが近い事もあって揚水発電の上池ならではの雰囲気にあふれています。

集水域が見渡せるという事もあってこれだけ巨大なものを見ているのに
可愛く感じてしまうのは感覚がずれてきている証拠ですね。
でもお天気よくて綺麗だからよけいに可愛く見えてしまう。


そして下流側はというと本当に深い谷なので
影になっていてどこまで続いているのか見通せない。
貯水池のほのぼの可愛い空気と真逆で深淵を感じさせます。


右岸まで歩いてきました。
瀬戸ダムは大きな洪水吐を持っています。
この洪水吐からの水は下池の旭ダムに流れるのではなく
旭ダムの下流で合流する瀬戸川の方に流れるようになっています。
実際、使う事はまずないかと思われます。


洪水吐ゲートの銘板。
7.00×7.30mのラジアルゲートです。


ここもぶれない関電ブラックでした。


見学時の水位はこのくらいで扉体に水は届いていません。


集水域が少ないとはいえこういう根っこは時々流れてくるんでしょう。
相当年季が入っている乾燥っぷりです。