佐久間連合艦隊 その3


タグボートが見えてからすぐ、最初の作業現場に到着。

「見えますか?」
「か・・かろうじてっ」

木が茂りすぎてちらっとしか見えないんですが自分がチビだからかもしれない。


グラブ浚渫船が作業しています。


湖底の砂をがばっと掴んで土を運ぶ土砂運搬船に乗せていきます。
早い早い♪


土運船やグラブ浚渫船は自力では動きません。
浮かんでるだけ。
なので移動の時には押し船が動かすのです。
この写真には砂を積んでいる土砂運搬船(左)とグラブ浚渫船(右上)と
押し船(右下)の3隻が写っています。


上流からまたまた一隻やってきました。
これはポンプ浚渫船です。

「早い早いっ!!」
「船、早いでしょう。道路だったらこんなに時間かかるんですけどまっすぐ進めますからね」


あっという間にチラ見えポイントから出て行ってしまうので追いかけて次のチラ見えポイントへ。
でもここでもあっという間に通り過ぎていきます。


ピンぼけた。
船の上が工場みたいで
“ナントカの動く城”感、満載です
見てて楽しいんだけどあっという間に行き過ぎる。


甲板に所狭しと並ぶ色々な小屋に設備。
ぎゅうぎゅうです。


このポンプ浚渫船も自力で動けないのでちゃんと押し船で押してもらっていました。


更にどんどん進んで谷に人家が見えてきました。
富山村の中心部です。
深い谷間で平らな土地は少なく、山の斜面には小さな茶畑などが見えています。


そこに
なんか異様にかっこいい船が。

「あ、やっと弊社の船が見えましたね」

この船はでんぱつ様の保有するポンプ浚渫船です。
第一佐久間丸♪

でんぱつ様の船と採石業者様の船は似た作業をしているようですが
 湖内移送>>でんぱつ
 湖外搬出>>採石業者
で、砂の行き場が違います。

写真が悪くて分かりにくくて申し訳ありません。


富山村の端に到着です。
こちらでは八重桜が満開でした。


今浚渫船が仕事をしているのは
旧富山村の河内地区というところのようです。
平成の大合併で豊根村に入るまで
面積ではなく人口で日本一小さい村だったそうです。

凄いと思うのは最寄駅があること。
JR飯田線の大嵐駅。
飯田線凄い。