境川ダム 見学 その2


天端の横に移動してきました。


すると天端、立入禁止措置が取られて入れなかったのです。

あーあー。
しまった先にこっちに来ておけばよかった。
天端から見下ろしたら漸縮型堤体導流壁、わかりやすいのに。


仕方がないのでダム名撮る。


ダム湖の名前は桂湖です。
湖底に沈んだ集落の名前から名付けられたとか。


ダム湖の形がベゴニアの葉のような片翼型なのも
地図で見ていて印象的ですが…。


現場でびっくりしたのはこの湖の色でした。

大白川ダムと言い、庄川筋の右岸側には
なんでこんなにすごい色のダム湖があるのだろうかと
あまりの青さに吃驚しました。


ちょうど出水の後だったので庄川も濁っていた事を考えると
シーズンによってはと〜っても美しいダム湖なのではと思います。


量水標発見。

現在の水位はEL561.0m。

ああ、涼しいはずだ。
そんなに暑さを感じないのはこの標高のせいだったのか。


記念碑の裏に諸元碑発見。


境川ダムはRCD工法で造られました。
堤高100m超のダムでRCD工法で造られたのは境川ダムが初めてでした。

たしかに自由越流式で二門だけのゲートレスクレスト。
コンジットゲートもオリフィスゲートもありません。

これだけシンプルだったら面状工法で造るにはもってこいです。
漸縮型堤体導流壁も面状工法で造るのだったら
型枠スライドでスムーズ施工できますし、いうことなし♪


管理所が見えたので行ってみましたが
シーンと静まっていて当日の天端のバタバタした感じと対照的でした。
普段は無人なのかもしれません。


ダム湖の奥に進んで行けばダムカードがもらえるようなので行くことにしました。