番外編 音無井路十二号円形分水 見学 その1
2010/10/10 更新
近年、人気急上昇中の円筒分水。
見に行こう行こうと思いつつ
50m以内に接敵しているはずなのに見つけられなかったり
何かと嫌われている円筒分水(←自分のサーチ能力が低いだけだと)。
各地の円筒分水の素敵な写真を見て実際に見に行けていたのは
滋賀県の安曇川のこの子だけです。
竹田に行ったら絶対見ておかなくちゃねー
白水堰堤とペアで見に行かなくちゃねー
という事で朝一番に白水堰堤を見た後に移動してきました。
円筒分水大人気に伴い
数年前にはきっとなかったかもしれない
案内標識の充実っぷり。
こちらでは円形分水って呼ぶんですね。
案内標識だけでたどり着けます。
ナビいらない。
標識に導かれて到達しました。
なんとパーキングも作られていて観光名所化。
四阿が設けられていてベンチの横には説明板。
これがないとね。
なんとなく来た人には凄さが伝わらないと思うんで
説明板は重要です。
この円筒分水は名前が「音無井路十二号」だったので
他にも11号まで円筒分水があるのかと思っておりましたが
‘十二号’は円筒分水の基数ではなくて分水の本数を示しているのだと
後で行った竹田市役所の方でお聞きしました。
あれ?
そうだったっけ?
「水は農家の魂なり」
竹田市に入ってから不思議な感覚にとらわれていました。
市街地に近いのに道が山の尾根を走っているなと思う事もですが
市街地でも謎のトンネルがすごく多くて迷うし
(トンネルすごく多い。一本のトンネルの横にまた別のトンネルが並行していたりして理解不能)
不思議ワールドが展開されている竹田市街。
複雑な地形で川の流れが読みにくいです。
ひとつ尾根があれば川の水は反対には来てくれません。
分水は農家の悲願であったことでしょう。
四阿から下っていくと円筒分水に着きます。
物凄く大きいわけではありません。
ここは美麗越流で有名なコンパクトな円筒分水です。
手前には滔々とお水が流れる水路です。
本体も元気いっぱいお水を分けています。