尾口第一ダム 見学 その3
道路からダム湖をみるとすぐ近くに発電所と水圧鉄管が見えました。
尾口第一ダム右岸にあるこの北陸電力の三ツ又第一水力発電所です。
尾口第一ダムの天端を自動車が通行できるようにしてあったのは
この発電所への道になっているからでしょう。
そしてここにもまたまた削られた砂防堰堤が。
小さなダム湖の端です。
この砂防堰堤を削った土砂は尾口第一ダムに到達しここでもまた堤体を削ります。
1938年に竣工した尾口第一ダム。
長年風雪と闘ってきたこのコンクリートの風格がたまりません。
ゲートハウスからゲートピアに出入りするその階段も素敵です。
このデザインがすごく好きなのです。
ゲート部を横から見るとこんな感じ。
堤高28mと大きなダムではないのですが
大きさの割に可愛らしさで実測より小さく見える石徹白ダムの逆で
尾口第1ダムは実測より大きく感じました。
これはどんなマジックなのか
不思議なのですが
そういうマジックを見せてくれるダムというのは確実にあると思います。
そして天端を右岸から見たところです。
スーパー林道の路面から少し低くなっています。