尾口第一取水ダム 見学 その1
2013/3/1 更新
「手術が終わりました」
「元気で仕事をしています」
「前よりずっと頑丈な体になりましたよ」
「こちらに来たら顔を見に来てくださいね」
というメールを尾口第一ダムから頂いたわけでもなんでもないですが
そんな風が手取川方面から吹いてきた秋の日に会いに行ってきました。
堤体の工事が終わってゲートレスになりました北陸電力様の尾口第一ダムです。
初めて会いに来た時はまだゲートの上にお部屋がありました。
土木学会の「日本の近代土木遺産〜現存する重要な土木構造物2000選 」に選ばれた
歴史あるダムでした。
でもその堤体は長年の仕事で土砂に痛めつけられていました。
何度も補修された跡が残るエプロン。
バトルダメージの堤体。
堤体工事の時には川の半分を仕切っていたトンパックも盛土もありません。
昔からこうでしたよというように静かな川面。
水の色は昔も今も同じ細濁りのペパーミントグリーン。
ゲートハウスの位置から少し下流側に橋がかかりました。
これは天端橋梁ではなく、すでに独立した橋かなというくらい立派な橋。
土砂に洗掘され、痛めつけられていた堤体エプロンは新しいコンクリートに打ち変えられました。
でも旧堤体のコンクリートの上に新しい堤体コンクリートが乗っているので一体化。
新しいダム名碑も左岸の道路沿いできらきらしてました。
『尾口第一取水ダム』
お名前長くなった♪