布目ダム見学 その5
ちょっと晴れてきました♪
はしゃぎながらちょろちょろする私に所長さんが
説明を下さいます。

自由越流式洪水吐きと導流壁。堤体左岸です。

布目ダムは選択取水が出来るダムです。
選択取水とはダム湖の中のどの水位の水を出すか選べるということです。
例えば温かい水を河川に出したい時は表面に近いところから
濁りが強いので綺麗な水を出したいときはにごりの少ない水位から
というように河川の水の要求に合わせて出すことが出来るのです。
「ダムの水は冷たくて農作物の育成にあまり良くない」と
静岡県のある場所で農業に従事する方がコメントを出しておられるのを
以前、見たことがあります。
その方は暖かい水が良いと思って、ダムからの農業用水が整備された後も
今までどおりに通常河川から水田に水を引いていたのですが上流に
産業廃棄物の安定型処理場が出来たので水質が悪くなって心配なのだという
コメントも出しておられ、用水に切り替え無ければならないかと
色々、躊躇っておられました。
そんな声があっても対応出来るのが選択取水設備です。
最近では既設ダムの再開発という事で後から工事で設備を
着けることも行われています。
先日、大阪・京都・滋賀で開催された世界水フォーラムの『水EXPO』では
あちこちのメーカーがダム再開発や堤体工事の技術を紹介されていました。

天端の下から水がさらさらと流れ出したら
この導流壁の向こうは水の壁です♪
「発電施設も在るんですよ。」
所長さんは堤体下流側に設置されている
発電所も見せてくださいました。

ドアを開けて地下に進みます。

河川維持用の導水管と発電用導水管を見せていただきました。