温井ダム 見学 その11

堤体直下には何組かの先客がおられました。
近くにいたこの奥様方がお話になる声が大きくって
勝手に色々耳に飛び込んで来たんですが
「この間、行ったのどこのダムだったっけ」
「湯原ダムよ」
「あ、湯原ね。あそこも大きかったけどここはまた凄いわね〜」
「黒部ダムは下から見られないからね〜」
「黒部は綺麗だったけどここも素敵ね〜」
と、吃驚するような会話。
黒部が出てくるのはわかるけど湯原が出てくるとは思わなかった。
ダムめぐりしておられるのかとちょっと感激した直後

ツイン波動砲を見上げながら奥様の御一人が
「ほら、あそこにさっきの太郎君の弟が」
「あ、次郎君ね」
「次郎君はあの場所から監視しているのよ」
「え?」
「ほら。頭が左右に動いているでしょ」
「・・あ、ホント」
「凄いのね。ちゃんと監視しているんだー」
んなわけねーだろっ!!
幻覚だよ!
3人そろってなぜ幻覚を見るんだっ!?
ツイン波動砲の左岸側に、ホロージェットバルブの大きさと比較出来るように
利水次郎が立っているんですが距離が半端なく遠いので
注視しているうちに幻が見えたらしい。
治水太郎と利水次郎は同じ造りなので頭は動きませんってば。

監視しているのはこれですよ。
ライトとワイパー装備しているCCTVカメラ。

利水次郎君とホロージェットバルブ。
首も頭も動きません。
温井ダムの都市伝説か?

そしてこれが温井ダムで一番働く常用洪水吐。
いかついローラーゲート備えております。

そしてクレストゲート。
下から見てもこのすっきり感は見事。

立入禁止ですが堤体の横にこのような階段が。
156mですから浦山ダムと同じくらい登ると悲惨な事になる事は明白。

静かな減勢工に映る常用洪水吐。
ここまで近づけるって凄いことですよね。