野反ダム 見学 その2
わくわく近づきます。
道路の横に柵が設置されていてその向こうに堤体。
カッコいいやんかーっ!!
うわーうわーうわー
めっちゃカッコいいやんかーっ!!
何この急勾配
CFRDならではのコンパクト堤体
犬走りの幅がごっつい
ロック材はそんなに巨大じゃないんだ
この勾配たまらんかっこいいよーっ!!
天端は5.0m幅で車が通るにも特に心配ないくらいの広さ。
アスファルト舗装。
一応、余盛を確認するために天端の中央あたりを注視。
高欄の高さが割とバラついているので惑わされそうですが
天端道路は中央付近で高くなっています。
国内のCFRD初期事例の堤体ですから。
そして…
CFRD〜♪
カッコいいってばーーーっ♪
コンクリート表面遮水カッコよすぎ♪
標高1500m超の高地ならではの渋さがたまらない。
野反ダムの有名ポイント、天端標高がEL1517mで国内のダムで二位。
長年一位でしたが同じ東京電力の南相木ダムが天端標高EL1532mで誕生したので
二位になりました。
唐突に説明板が立っていました。
堤高:44.0m
堤頂長:152.50m
コンパクトです。
すっごくコンパクト。
そして山のてっぺんなので流域面積が16.56km2ととても小さい。
余水吐の越流部です。
流域面積が小さいですから巨大な設備はいりません。
余水吐水路は道路の下をくぐるところだけはトンネル式ですが
すぐに開渠になって堤体の直下の川に向けて
真っ直ぐ水路が繋がるように設計されています。
Googleの航空写真でも確認できます。
天端に入ってすぐのところにダム湖百選のプレートが設置されていました。
真っ青な空を映す美しい湖面に何を探しているのかというと
発電所に水を送る取水塔です。
「発電水力 ..50」に掲載されていた『野反ダム建設後の状況』に
あった野反ダムの平面図です。
図では貯水池側の堤体の水深が一番深い当たりに取水塔と記載された
部分があったのですが…どうも水面に顔を出すような塔ではない様子。
背が低くて湖底にあるのかもしれません。
お風呂の栓みたいですね。
野反ダムの水は下流にある別のダムに送水されて
そこから発電所に向かうという事なので、この貯水池内では
よく見られる形での取水塔や網場を備えていなくても大丈夫なのでしょう。
取水塔をあきらめてうきうきわくわく堤体の傾斜を愛でます。
素敵だぁぁ♪
素晴らしい急勾配。
草が生えているのも個人的に好きなのでもううっとり♪
右岸側です。
余水吐水路は見えません。
いい色のコンクリートだなぁ♪
青空ととてもよいコントラスト。
CFRD好き好き大好きなので
見るもの全部に萌えが止まらない。
時々通過するキャンプ場に向かう車に気をつけつつ左岸側へ。