長篠堰堤 見学 その3


全身から水を滴らせつつガチョウ船団のところに戻ってきました。


触りたい・・・。
すごく触りたいけどぐっと我慢。


堰堤に近いところへと移動します。

途中にこんな壁があります。
石積モルタル固め扶壁式擁壁。


扶壁がこちらについていることから考えると
この向こうに来る水を食い止めるためのものだということがわかります。
つまりここまで水位が上がるということでしょうか。

この場所は元々、深く狭隘な渓谷で、降雨が続き水位が上がると
堰堤の下流でも水位が14,5mは上がるという地形です。
増水したときに釣り堀と公園を守るためにこの擁壁が必要だということなのでしょう。

詳しくは水資源機構の広報誌・水とともに 2010年4月号の詳しい記事をご覧ください。
左岸からのアングルの写真が超羨ましい。


岩の上を滑らないようにカタツムリのように慎重に移動して
堰堤間近までやってきました。

水位が低い時にはここに入ろうとする人がいるんでしょうね。
立派なタイル造りの立ち入り禁止票が岩盤に設置されています。
しかしすぐ下は滝壺状態でしかも岩盤むき出しなんです。
この水量を目にして立ち入ろうとする人はいないと思いますが。