諸塚村嵩上げ事業 見学 その5

化粧コンクリートブロックで覆われた護岸。
川面からは相当の高さがあります。

柳原川と耳川の合流点。
付け替えられた道路と橋。

諸塚村の名産品を販売している『もろっこはうす』。
その横は川の合流点。
護岸の化粧コンクリートブロックに水位票がありました。

その上端は川底から14.3mもありました。
ここにあった諸塚村の中心街、商店街。
それが二階まで浸水したというT0514災。

これは何年頃の写真なのか不明ですが
2009年に耳川のダム見学に来た時とほとんど同じ風景です。
川面から十分に高さが確保されているように見えました。
でも実際にここに押し寄せた水はこの高さを軽々と越えたのです。
V字谷の山の間をとてつもないボリュームの水が流れたのです。
諸塚村の記録がこちらになります。
たくさんの記録写真が載っています。
そしてこれほどの災害であったにもかかわらず
人的被害が出なかったことは本当に幸いでした。

水害の大きさをこの高さが語ってくれています。
この姿を取り戻すのに10年かかりました。
洪水で川の姿は変わります。
ここに在った暮らしを激変させる災害の後に
元の暮らしの姿を出来るだけ壊さないように
環境の変化を少なくして行われた嵩上げ工事。
耳川水系に来たら名堤体を愛でると共に
この諸塚地区で一度、足を止めてほしいのです。
トイレ休憩、お土産購入の休憩ででも。
そして
この川面からの高さを見て
ここを襲った災害の大きさを知ってほしいと思います。