百谷ダム 見学 その2


百谷ダム周辺を上から見たところです。
方位でいうとこの絵の右側が北になります。

絵では上から1本、右から2本の川が合流しているように見えます。
メインの川は右から来ている鉱山川と滝ノ上川。
上は沢筋です。
それぞれが合流しているポイントに造られています。

そしてダム湖はくるっと一周できる湖周道路がつけられています。
これは嬉しい。


あれ、あれれれ。
堤体標準断面図・・・のはずだが
おかしいな。
百谷ダムの特徴であるグラマラスなクレスト洪水吐が・・・
まぁ、あれはできたものを見てから描くのは難しいとは思います。
一部違うがおおむねあっている断面図。


詳細スペックです。

堤高は18.0m
堤頂長79.0m
大きなダムでは無いです。
むしろ可愛いコンパクトな堤体。

クレスト余水吐 自由越流型

ふふふふふ。
ふっふっふっふっふ。
坊主革命ここに始まる。


現地に到着してまず目を引いたのがダム湖上流に広がる花畑。
とことこと下りて行きましたらなんとスイセンが満開でした。

説明板にも描かれていましたがここにはスイセンの群落が在るのです。
ダムに流れ込む川の水は融雪シーズンという事もあり
中々の水量。
そして川岸に咲く花花。

まんま 「春の小川」


春の小川を口ずさみながら川をぴょんと飛び越えて右岸に移動。
ダム湖周には桜がたくさん植えられています。
桜のシーズンに来たらスイセンと桜と小川で最高の風景であったと予想されます。
これは素敵だ!


スイセン群落の中から堤体を見るとこんな感じです。

堤体の向こうに見えるのは採石場です。
崩壊地ではありません。


スイセンのダムと呼んでいいかもしれません。
これは素晴らしいPRポイントだ百谷ダム。