MM2015 真名川ダム その4


下りてきました。
噴水がすごい高さまで上がってます。
ぼとぼとになります。


ダムの周りは豊かな山ですから。
このように蛇とかよく出現するのです。

なので私は通年、ガラガラヘビ対応のウエスタンブーツなわけですが。

この可愛い個体も一応毒蛇ですので
見学ルートからある程度排除しておかないと。
蜂対策も必要ですが。

あ、今年はマイマイガは減少したそうです。
大野市の駆除が効果を示した。


監視カメラの位置までやってきました。
ここが一番綺麗に堤体の下流面真向きが見える場所です。
CCTVカメラのある場所は撮影の一等地。


噴水が高いので
そしてクレストゲートが全門少しだけ開いているので青空がのぞいています。

コンジットゲート放流と噴水という滅多に見られない素敵な画。


見学コースで一番堤体に近い場所まで来るとコンジットゲートの放流の水飛沫なのか
噴水の水飛沫なのかわからないけどとにかくぼとぼとに。

「見学ツアー、ここまでご案内できそうですか」
「折角足をお運び頂けるんですからそうしたいと思ってます」
「はいー。お客さんも喜ばれると思うんで」
「ただ、この後、バルブ放流に何時になるかわかりませんが切り替えますし
キャットウォークからの見学はできそうにないですね」
「それは仕方ないかな・・・でもすごく綺麗だし
キャットウォークなしでもお客さん喜んでいただけますよね」


ということで見学コースの巡視から戻ってきました。
各ブースの展示も着々と進められております。


九頭竜川ダム統合管理事務所様の展示。

奥越豪雨のときの貴重な写真がパネルで展示されています。
この豪雨を経験したから作られたのが真名川ダム。

真名川ダムは大きすぎるとよく言われますが
奥越豪雨と同じような雨が降った時に対応できる大きさなのです。

淀川水系では
長い間、既往最大といわれていたT5313の降雨を上回る雨が
T1318でもたらされました。

台風性降雨、前線性降雨、いずれも凶悪になってきています。
この真名川上流で村が壊滅するほどのダメージを与えた
奥越豪雨を上回る降雨が今後ないとは言い切れません。

真名川ダムが大きすぎるということはないのです。


そして
今回、パネルに幟まで用意していただいた
「ダムマイスターによるダム説明コーナー」“ダムの質問・疑問(わかる範囲で)説明します♪”
のコーナーです。

「もしすごい質問が来たときには管理所の皆様に答えてもらいますねー」
「そんな高度な質問、先ず来ないと思いますよ」
「いやいや、時々とんでもない質問来ますし念のため管理所の
河川六法と河川法解説とダムの管理例規集出しておいて貰えますか」

と、ダムマイスターでも素人は素人なので対策を実施。


開場時間になりました。

お客さんいい感じでお越しになります。

そしてエレベーター待ち時間に何か質問が来たらと待機しているんですが
当日は非常に回転がよくて待ち時間そのものがほとんど発生しないという。

お客さんには当然ダム見学のほうがメインなので
それは全く残念ではないのです。

そして今年もダム仲間がたくさん来てくださいまして
ひろ@様
あつだむ宣言!様
まっちゃん様
はつかり11号様
ひろし様
洪白蘭様
NOW2000様
よっしー様
ヘタレおじん様
ねっすー様
お名前わからなかったけどお話しさせてもらった方も。

そして皆様、たくさん差し入れやらお土産やらありがとうございます。
気を遣わせてしまって申し訳ない。
当日、パンにお茶に雲丹(!)に地元の最高に美味しい穴馬コーンにマイタケ弁当♪
貴重な某ダムのクレスト放流DVD記録とか文献資料とか。
大野市の酒造めぐりを制覇するともらえる枡とか
ほんとにすいません。
もらってばかりで何もお返ししていない自分にダメ出し。

当日は笹生川、雲川だけではなく
石徹白、山原も放流していたようで
流域は放流祭りだったそうです。

最高のお天気の時に放流祭りで森湖イベントとか
今年はもしかしたら大当たりってやつではないか!!