MM2014 真名川ダム その2


am6:40でこの位の日当たりです。
真名川ダムは北向きの深い谷に作られていますので
堤体全体に日が当たる時間は限られています。


天端中央から噴水を見下ろしたところ。
やっぱり堤体直下で噴水出しているのって真名川ダムだけだからー。
ダム湖の噴水とはちょっと趣が違うよねー。
他のダムでも造ればいいのにね〜。


管理支所に職員の方がお越しになるのが見えたのでごあいさつに向かいます。

堤体見学受付ブースにカブトムシとクワガタムシのプレゼントお知らせ。
新聞広告には出していなかったけど職員の方がマイマイガの大発生にもめげず
コツコツと集めてくれたクワガタムシとカブトムシです。

管理支所内に入らせて頂き、新聞広告を見せてもらいます。


こちらが広告です。

そうか・・
2004年のあの福井豪雨からもう10年経ったんだなぁ。

大被害を受けた小和清水の発電所も再開したし
道路も新しくなったけど。

紀伊半島大水害からはまだ3年。
道路は新しくなっても上がった河床はそんなに簡単に元には戻らない。
元に戻すという発想自体が自然を甘く見てるんだよね。
川は生き物。
災害のたびに地形すら変えるのが日本の雨の降り方なんだもの。

ちょっとしんみり。


真名川ダム見学のお知らせアップ。

『ダムを愛するマニアがダムを語る』とお知らせに書いてもらっちゃった♪

今年も真名川ダムでエレベーター待ち時間のお客様に
時間つぶしにダムのお話を聞いてもらえるように準備を頂きました。
ありがたいありがたい。

ただとても残念だったのが
同日、開催予定だった笹生川ダムの見学会が急遽中止になった事です。
前日に笹生川ダムへの県道で落石と事故があり危険と判断されて
道路は通行止めになってしまったのです。

今年は笹生川ダム、とても注目を集めていたのに・・・。
というのは7月13日にお台場で開催された萩原雅紀様によるダムナイト6で
萩原様が「森湖の時には普段見学できない県営ダムも行ってみたい」と発言され
そこに出てきたのが笹生川ダムだったので。
ローカルな笹生川ダムがこんなメジャーな場で名前出るなんてー!!
と現場でお聞きして大変嬉しかったので見学会の中止は堪えました。
しくしく。
来年に期待ですね。


一応インチキくさいけど森湖で真名川ダムでは
私もスタッフ(もどき)ですからお手伝いはする。
ただの邪魔という話もあるがお手伝いする。

今年もクレストゲートを1門開けてくださるという事で
ゲート操作中、一般の方がゲート室に入ったりしないよう門番をする。


実質的には天端で怪しく座っていただけでしたが。

そしてごんごん上がっていく4号クレストゲート。
そばで見ているとちゃんと一定開度で巻き上げ機が止まるのがよく分かる。
そしてまた巻き上げ機が動き出す。

ゲートは安全装置がかかっていますから
短時間で急激に開けるなんて出来ないのです。

よくダムが放流したせいで下流に洪水が出たという人は
ダムがいきなりゲートを開けて何千トンも水を出したからだとか
とんでもない事を仰いますがそんな操作はダムに必要ないし
そもそも事故でもそんな事態が起きないように安全装置は仕様だから。


30分以上かかってクレストゲート最大開度に到達です。
目の前に扉体はいいですねぇ。


ラジアルゲートのアームがこんなに立ってます。
わはは。
安全帯付けててもここには立ちたくないぞ。
転げ落ちるもん。