宮の元ダム 見学 その3
ダム湖の湖面は美しい翡翠色。
そこにオレンジのドラム缶型ブイ。
色の加減でなんだか空中に浮いているような不思議な画になってしまいました。
ホントに耳川水系はお水が綺麗。
アーチ堤体の左岸端っこに位置するこれが排砂ゲートです。
河川維持用水を確保しているチューブの呑口がここに在るはず。
じーっと覗き込みます。
「見えますか?あそこに河川維持流量放流口の呑口が有るんですが」
「んー・・と。んーーーー。あ、あの丸い奴ですか」
「それです」
写真中央にうっすら写っているのが河川維持用水の呑口になります。
越流部のデフレクター御近影。
良く越流しているのが見てとれるコンクリート表面の摩耗具合。
耳川水系で一番可愛いダム
とっても小さいアーチダム
でも可愛いだけじゃないんだよ。
しっかり働いているんだよ。
堆砂が進んでるってよく言われるけど
お仕事はちゃんとこなしてるんだよ。
だって閣下の近衛を務めているんだからね。
そんなアピールが伝わってくるような
素敵な凛々しい宮の元ダム見学でした。
T-800のごとく道を切り開いてくださった九州電力の方
ありがとうございました。