三滝ダム 見学 その3
そして堤体左岸から。
「な...!なんやて! 両側に洪水吐き?
しかも堤体直下に放流コース?
横出し迂回洪水吐きと違うやんかぁぁ?」
もう吃驚して頭が大変な事に。
最後のバットレス・三滝ダムは堤体左右に洪水吐きを持っていたのです!
しかも両側から越流中。
重力式でも左右バキは余り見たことが無い自分はこれでノックアウト。
「あかん。」
「あかん。正気に返らんと。」「こ、こんな左右バキ、何処で見たんやったっけ。」
「えーとえーと。」「あ、そやそや!
三成ダムや。
あそこも左右バキ堤体直下出しやった。
そんで国内最古のアーチダムやった。」「似てるなぁ。
三成もアーチにしてはごっつい造りでアーチらしくなかったけど
ここもえらい変わった形やなぁ。」「しかしこのバキごっついなぁぁ。」
独り言満開。
左岸から天端を見るとこんな感じです。
土木学会推奨土木遺産のプレートはこの右の柱につけられています。
洪水吐きの上の通路部分にはフェンスが取り付けられています。
左岸洪水吐き。
お水が、お水がぁぁ♪
そしてこちらが右岸の洪水吐き。
あああ。あの洪水吐きの上にかかっている橋に入りたい〜。
天端を渡りきって右岸より。
華奢な造りの天端です。
そして堤体中央から下流側を見下ろしたところを無理やりパノラマにしてみました。
真下にある四角いブロックは何なのでしょうか。
恩原ではあの部分から取水した分が流れ出していたのですが。
昔、同じような設備があったのかもしれません。