三面ダム 見学 その2


割とスレンダーな重力式のようです。
カットオフも小さいですね。


写真が地図に載せられていますが
やっぱり写真より貯水池の大きさが目を引きます。

しかし奥三面ダムはほんとに大きい。


風雨が激しい中、湖面のフロートで作業している方々がいました。
とてもとても寒そうでした。


ゲート部分を綺麗に撮りたいのですが、風雨でピントは合わないカメラはぶれる。


天端に入ると、ゲート部で高さが変わっていて
高欄も下流側にせり出して少し複雑な構造です。


大きな弧を描いて網場が広がっていました。


普通はシンプルに直線で左右の岸をつなぐことが多いので不思議な配置。


この四角いコンクリートの壁部分は説明図にも名称が載っていなくて謎。


でも側面には量水標があるし湖面のフロートへのルートのようなので
繋船設備…に当たるのかな?


左岸に向かって進みます。
傘が役に立たない。


高くなった中央辺りから右岸を振り返ったところ。


堤体下流側を見降ろしました。

む。
ゲートピアと導流壁がぺったり結合している。
変わったデザイン。


発電所を上から見たところです。
電気が通っている道の先はここだったはず。


天端左岸の突き当りには竣功記念碑がありました。


三面川総合開発 三面ダム竣功記念
昭和二十八年六月二十日
新潟県

ここでついに暴風になぎ倒されました。

だめだ。
撤退。


お天気が大変ひどい日の訪問でゆっくり見られなかったのが残念ですが
古典的デザインでありながらあちこち不思議なものが見えて
色々興味深い三面ダムでした。