三成ダム2015 その2
土木学会選奨土木遺産認定記念式典

という事で式典のメインが滞りなく無事に終了しまして
続いて自分の担当、記念講演の準備に入ります。

準備しようと立ち上がると会場の後ろまで追加で椅子が出され
さらに立見の方までいらっしゃって白目むきそうになりました。

用意した100席が全部埋まってしまって
講演会場で配布予定の記念ダムカード引き換え券100枚がなくなってしまって
引き換え券は終了しましたという張り紙が出ていたので
踵を返してダムに向かった方もいらしたとのこと。
ダムで残り200枚の引き換え券配布にしていたのです。

しかしそれでも講演聴きたいからとダムに行かないで
立見までしてくださった方もいらしたことを後で聞いて泣きそうになった。


持ち時間30分。
さぁ、三成ダムがどれだけ個性的なダムなのか語らせてもらいますっ。


失敗したのはメイソンリーフェイシングの説明。
「表面に天然石の切り石を張り付けている重力式ダム」
と、端折って説明してしまったのですが
「天然石の切り石をコンクリートの型枠として使用した
表面が石張りになっているダム」というべきであったと
現場で講演の後、来賓の方からご指摘を頂きました。


とりあえず1959年までに竣工したアーチダム9基を色々比較。
黎明期だからみんな似た形になるかと思ったら
ばらばらのスタートだったというのがポイント。


そして三成ダムは土砂吐のスキージャンプが一番かっこいいんですが
他にもカッコ良いポイントたくさんあるよと
ハートマークを飛ばしながら注目ポイントをお知らせしました。

時計とにらめっこして時間ぴったりに終了。

終わったわー

お越しになったお客様のご期待に添えたのか
マニアック過ぎてポカーンとなってしまわれたかは分からないのですが
権威ある土木学会の偉い人たちの前で怖いもの知らずで
萌え〜♪と連呼していつものトークを披露した事実は消えない。

講演の後に声をかけてくださったダムめぐりをされている方には
遠く関東からお越しになった方もいらして吃驚しました。

大阪の滝畑ダムの管理所にお務めだった方が来てくださったのに感激しました。
以前、森湖の時に真名川ダムにも来てくださったのです。

三重の君ヶ野ダムにお勤めだったという方もお越しになったり
もうあっちこっちのダムでお世話になった方が
わざわざ島根まで足を運んでくださっている事に吃驚しすぎて嬉しくて混乱気味。


講演が終わったら現地見学会。
来賓の皆様をご案内です。
講師枠で私も現地入り。


お久しぶりー♪
また会いに来たよ〜♪


普段は入れないスペースにテントが出ていてたくさんの人の姿が。