南向(吉瀬)ダム 見学 その2
平時と出水時でこんなに川の様子が変わります。
ローリングゲートを見たいのですが木々の隙間から狙うしかない。
巨大ラック&ピニオンがいいですね。
扉体の鋼材パッチワークも綺麗だし
今の技術だったらさっくりとシェル構造ローラーゲートで作っちゃうでしょうから
昔の鉄物の魅力は出せないでしょう。
右岸に到着。
ブロック塀と門扉がおうち感を出していますがこの先にあるのはダム。
これが地味に話題のダム名。
南向ダムはどうも地元では吉瀬(きせ)ダムと古くから呼ばれていたようです。
他のダムのパンフレットにも吉瀬堰堤と書かれていたりします。
中部電力様の管理になってから改名したのかしら・・。
天端やゲート室を見ようとしますが
木々が茂っているからなかなか綺麗に見えません。
昭和4(1929)年にできたダムです。
お洒落〜
ゲートピア兼ゲート巻上機室にこんなに曲線使って
ローリングゲートの丸みと合わせてデザインされていて
流石、電力王の手がけた最後のダムだけあるわ〜
右岸からは見えるところも限られているので左岸に移動します。
左岸には管理所もある様子。
という事で管理所前までやってきたのですが
ほのぼの農道で田んぼの間を通ってこないとたどり着けない。
田んぼに囲まれた管理所前です。
お名前はやはり南向ダムですね。
吉瀬堰堤ではないです。