御母衣ファミリーを讃えるOFF

御母衣ダム 公式見学 その3


主役。ハウエルバンガーバルブ至近距離。
ここでも手ブレ。
ごめんなさい。
今、単焦点レンズじゃないからっ(汗)。

ここで頭に浮かんだのは
鷲ダムのハウエルバンガーバルブと奥只見のハウエルバンガーバルブ。

でんぱつ様のお堤体についているこういうバルブはあまり使われることがないようです。
クレストから放流する事はあってもバルブは使われなかったりします。

「このバルブの活躍頻度はどの位なんですか〜」
「使いません」
「何でですか〜」
「これを使わなくてはならないほど水位低下させることがないからです」
「あ、凄く深い底の方にある物なんですね」
「これを使ってまで水位を下げなくてはならないという事態にならない限り動かすこととはないです」
「そーだっんたですかー。じゃあ鷲も奥只見もそうなんですね〜」

納得。


そしてこの通路を進むとまたまたダンジョンの奥深くに繋がっているのですが
この先に大人数で行く場合は写真右に写っている送風機で空気を送り込まねばならないのです。
という事でここで引き返して別のルートへ。

ダンジョン、またダンジョン。

先導して下さる御母衣電力所の方の後ろをてけてけついていくと
いきなり凄いものが目に飛び込んできました。


「インクラインやーっ」
「うわーっ」
「すげーすげーっ」

一同大興奮。

なんとこのインクラインは地下発電所につながっているんだそうです。
今まであちこちで地下発電所を見学させて頂きましたが
バスでトンネルからずどーんと乗り込むというスタイルだったので
この中の人にしか絶対知られていない世界に踏み込んだ感にもう大興奮!!


全員乗り込みました。
がこーん!!
地下発電所へゴー♪


現在地どこかわかっていませんが地下発電所が在るんですからきっと御母衣ダム左岸の山の下。
なんて長いインクライン。
すっごい貴重な体験。


という事でインクラインをおりてすぐ目の前の扉を開けるとそこは御母衣発電所。
ひゃー♪
発電機2台とも運転中でした。


壁には見学者用に大きな説明パネルが貼ってありました。
地元の小学生などの見学が在るのでしょう。

私は天ケ瀬ダムと天ケ瀬発電所を小学校で見学に行きました。
今考えると貴重な体験ですね。
でも覚えているのは必死でメモを取っていた通路だけなんですよね。
眼下に水車の大きな姿が在ったような・・・。
うろ覚え。

でも小学校の社会見学で御母衣ダムを学べる子供たちって幸せですね。
こんなに凄い日本のダム史に残る名門の堤体と発電所で電気について学べるなんて。

パネルをじーっと見ていてうひゃっ♪となる写真を発見しました。