丸山ダム 60th シンポジウム その4


テレビ局の取材も来ていました。
会場、お客さんでいっぱいです。


「丸山ダムパワーアップ 新丸山ダム建設事業について」
新丸山ダム工事事務所の所長様からお話。
これも面白い。


新丸山ダムがどのように作られていくかがとても分かりやすい。

「 新丸山ダムの施工計画 」をみると凄いな〜と計画に見とれてしまう。
再開発工事は各地でどんどん行われていますが
丸山ダムはパワーアップ度が半端ない。

元々、非常に狭隘な渓谷に造られている丸山ダムを
これだけのゲート数を持つダムに作り直すということ自体が
本当にびっくりするような話で
これだけのゲートを持つダムにする為には左岸側を
それなりに削らないと新しい堤体立ち上がらないわけで。

なので堤体直下左岸側には土木遺産級の遺構が色々あるけれど
それらは撤去しないと新堤体が建造できないのは少し残念。

でもどうしても何度完成予想図を見ても
謎が謎のまま自分の頭で綺麗に理解に及ばないのが
左岸の常用洪水吐の減勢池下流側の扶壁。
うーんうーん。
分かんないよぅ。

写真でも図面でもしっかり記録が残る事に期待します。


ホールの壁際に並んでいるのはダムビンゴの景品。
欲しいな〜。
美味しいものたくさんあったなぁ〜。

最後にダムマイスター仲間でダムビンゴを実施しました。
いつもと違って端っこに立っているだけだったので
真剣にビンゴさせてもらっちゃいました。

しかし今回も商品にはたどり着きませんでした。
あー残念だ。でも仕方ない。ビンゴだし。

という事でシンポジウムは盛会で終了しました♪

◆ ◆

T8310襲来時の丸山ダムのハイドログラフです。
新丸山ダム工事事務所のHPで公開されています。

T8310を超える降雨があっても
下流を守る事が出来るダムへ

丸山ダムは新丸山ダムの堤体の一部になって残ります。
堤体のコンクリートに刻まれた思いは必ず
新丸山ダムにも引き継がれていくはずです。

新丸山ダムの工事は着々と進んでいます。

丸山ダムに会える時間はあと数年。

まだ会いに行っていない方はぜひ、足を運んでほしいと思います。

 

おまけ

こんな美味しい栗菓子食べたことない!!


お土産に現地で頂いたこちらのお菓子


八百津町のマスコットキャラクターの
由来にもなっているんじゃないかという
栗きんとんです。


栗きんとんと聞いてイメージするのはねっとり練り練りされたものでしたが
こちらの銘菓は別次元のお菓子でした。

こんなに栗感が残った美味しい栗菓子食べたことない!!
今後丸山ダムに会いに行ったらこれは絶対確保しなくては!!
と思うほどの美味しさ。

◆ ◆


更に後日譚

京都の伊勢丹で美味しい物産展を開催していて
そこで物凄く美味しいモンブランを購入。

四万十川って栗、有名だったかな?
と不思議そうに見ていたら
売り子の方に一口舐めてみてくださいと
栗ペーストを一匙いただいて吃驚した。

「八百津の栗に匹敵する味ですねっ!!」
と口にしてしまい、お店の方は八百津町が解らなかったのですが
栗林の造園で恵那町の果樹農家の方に指導を頂き
最高に美味しい栗を作る努力をしているとのお話をお聞きしました。
恵那栗はブランドものです。

恵那は八百津町の隣ですし
美味しい栗に共通点があったんだなぁと
嬉しい気持ちでモンブランを頂きました。