厳木ダム 見学 その4


管理所のあるスペースから見ると右岸のゲート達が見えて雰囲気が変わります。


コンジットゲートとオリフィスゲートのある堤体センター部の天端レベルアップ。
やっぱり本物を見ると漫画の設定が無理すぎるなぁと言うのを実感。

でも漫画でもしかしたら厳木ダムの知名度が上がったかもと思うとちょっと嬉しい。
複雑な気分。


漫画の中でひどい目にあわされた管理所ですが
訪れた時は週末で当直の人しかおらず静かなものでした。
ダムダムくんがどこに行ったのか聞いたけど分からずなのが心残り。


堤体下流に降りる道に進んできました。
ワインディングの合間で堤体が見えるたびにうひゃっ♪となる。
アシンメトリー堤体かっこいいねー。


クレストゲートが堤体のセンターより右岸寄りに設けられています。
そのため、減勢工を側水路式にして受け止められるように作られているのです。
通常よく使う常用洪水吐のコンジットゲートとオリフィスゲートは
水平水たたきと副ダムで構成される減勢工にすぐ水が落ちるようになっています。


一番下までやってきました。
堤体まではすり寄れませんがほぼ真下から眺めることができるポイントです。


副ダム御近影。

うんうん
あれが漫画の中で減勢工に網を張る時に使ったフェンスか
うんうん
無理無理
水の力なめくさっとんな
張れるわけねーだろ
フェンス持っていかれるぞ
つーかどうやって両岸にロープ渡したんだっつーの
減勢工の幅、何メートルあるかわかってんのか
はっはっは

もう突っ込むなと言われそうなのでやめます。


堤体下流面にしっかり日が当たる一番よい時間に来たようだと現地で思いながら写真を撮っていました。

いい顔だよね。
男前だよね。
うん。
そのアシンメトリーなゲート配置はほんとに個性的。
デフレクターの三角も凛々しいし素敵だよー。

漫画の中でひどい目にあわされた厳木ダムに会いにきました。
本物はこのようにとても物静かな男前のダムでした。