協和ダム 見学 その2

右岸から天端を見通したところです。
高欄は上下流とも同じパラペットとパイプが半分ずつのデザイン。

堤高は49.3mです。
すっごく大きいダムというわけではないです。
貯水池も780万m3です。

ゲートレスクレストで堤趾導流壁。
愛好家から“自治体型”と呼ばれたりするスタンダードで一番合理的で
職員の方に優しいダムが一人で頑張ってくれる設計。

訪問時はギリギリ洪水期だったようで
岸の枠工の色から察するに
冬場は白いところは水没していると思われます。

左岸のアバットには玉川ダムと同じく大きな字で協和ダムと書かれていました。
鎧畑ダムにはなかったような…。
玉川ダムと協和ダムは新しいからおそろいなのかも。

ゲートレスクレスト越流部です。

ゲートレスオリフィスはここです。
天端から見る限り、堤趾導流壁の段々に堆積したシルトと
そこに繁茂する草が見えているのでクレストゲートからの越流は
昨年と今年の豪雨でもなかったんだな~と、ふんわり理解。

左岸側から天端を見通したところです。

竣工したのは1998年。
周辺はすっかり木々に覆われてこんもりしています。

天端から直下を見下ろしたところ、減勢工の横に協和ダムのロゴマークがありました。

天端レベルの見学の後、直下にかかっている橋に行けば
下流面から姿を見られそうだなと気づいて移動してきました。

管理用の発電所の建屋も見えました。
物部博士の理論で作られたダムというキャッチフレーズですが
どの部分がそれを語っているのか理解できませんでした。
多目的ダムというのならFNAWIP+水質改善フルセットの玉川ダムの方が
圧倒的なのですが…
郷土の誇り、物部長穂博士の郷里、大仙市共和に作られた多目的ダムという事で
所縁のダムであるという事なんだと思います。
「多目的ダム理論に基づいた設計」というのがよくわかりませんでした。
「耐震設計理論」に基づいた設計ならわかりますが
逆に言えばそれに基づいたダムは国内に山のようにあるわけで…。
モニュメントの説明文で色々混乱しましたが
地元の方の認知度最高で、愛されダムなのは間違いないなと
現場で感じられた協和ダムでした。
おまけ

協和ダムのダムカードをもらうために
前日訪問していた物部長穂記念館に再訪し
その後に所縁の唐松神社へ。
杉並木がすごい。

本殿が一段低いところに作られていたのが印象的でした。
他ではむしろ高い処に作られるお社を見ているので。
学業成就をお願いしてきました。