協和ダム 見学 その1

2025/2/11 更新


玉川ダム、鎧畑ダムに会った後にやってきたのは協和ダムです。

初日に何度も『ダムを見に来た』というと
地元の方から最初に出てくるのが『協和ダム?』という返しでした。

協和ダムはなんでそんなに一般の人に知名度が高いんだと
気になってやってきたのです。


到着してすぐ、展望台に上って見た堤体です。
雨模様の平日なのに割と観光客の方がいました。


貯水池はそんなに裸地も見えていなくてよい感じです。
協和ダムは洪水調節と不特定用水と水道用の多目的ダムです。


まずは水位標をチェック。


いつもこの辺りにあるんだろう水面にありがちな汚れの付着で
数字が読めないけど多分、訪問時の水位はEL218.70m位だったと思われます。


天端に移動します。
地元の子供たちの手形レリーフ付きの柵が続いていました。


建設にかかわった方と会社の名前が刻まれた建設工事碑です。
本体工事は佐藤工業様と大林組様のJVでした。


ダムサイトで大変目立っている謎のモニュメント。
何かわからず、最初は通り過ぎて説明板に移動。


ダムの説明板です。
平面図と断面図と上流面図。


ゲートレスクレスト6門にゲートレスオリフィス1門。
下流への補給用に直線多段式ローラゲートとジェットフローゲートが各1門です。

ダム湖の名前は美山湖。
地元の町長が命名。
いいですねぇ。

長ったらしい覚えてもらいにくいダム湖名が増えている中
ぴしっとした、覚えてもらいやすい、呼んでもらいやすい名前を
付けて貰えて良いですねぇ。


周辺の観光案内のイラスト地図の端に
歳ほどの謎のモニュメントの説明がありました。


えーと。
なになに・・・。

も、物部博士を記念して設置!!!


多目的ダム論に基づき設計された…って
WEって地震による外力??加速度と慣性力はどこ??
Pって動水圧??静水圧??
Wは堤体の重さだという事しかわからない。


数式はさっぱりわからないけれど
物部長穂博士を記念したモニュメントだという事は理解しました。