黒川第一発電所総合更新工事現場 見学 その1

2024/1/1 更新


立野ダム工事現場を南阿蘇鉄道のトレッスル橋越しに眺められる展望広場の
すぐ横から、谷に向かってくねくねとした道路があります。

この道をずっと下っていくと九州電力様の黒川第一発電所に着きます。
今は工事中で工事関係者の方以外は通ることができない道です。


熊本地震の前はとても細い道でした。


立野ダムの工事が始まってから何度かこの場所に来ていますが
確かに大型建機が通行するのも困難な細い急勾配ワインディングでした。
これは2021年に来た時の写真です。


水圧鉄管の一部はもう除却されています。


工事用モノレールが設置されていました。
台車の色を見てピンと来たのは建設技術展でよく見る内田産業様の工業用モノレール。
今日は下まで下ろして頂けるということなのでその気に確認したいと思います。


水圧鉄管を間近で見られる橋から工事現場を見たところです。


2021年にはまだ水圧鉄管はこんな形で残っていました。


長年活躍して地域のランドマークになっていた水圧鉄管です。

今回の工事で山に上に続く部分は撤去され、中腹の高さから
管路を更新することになっていると聞いています。


堤体のコンクリート打設が完了し、試験湛水前の準備を進めている立野ダムです。
南阿蘇鉄道の立野駅からすぐですがここにもダム横駅ができるという噂。
日本一ダムに近い駅ができるのが楽しみで待ち遠しいです。


黒川第一発電所工事現場の工事概要のパネルをズームで。
後でじっくり見せていただけるので、とりあえず九州電力の方との
待ち合わせ場所に移動します。


旧立野小学校の校舎一階の東側は立野ダムの広報室になっています。
そして西側には「九電黒一広報室」があり、黒川第一発電所工事について
学ぶことができるようになっているのです。

旧立野小学校は、地元の避難所に指定されているため
工事の視察内容に応じて、地元と調整のうえ広報室を開設している
という事でした。


廊下に入ったところです。
パネルがたくさん展示されていました。


本日のスケジュールを確認し
黒川第一発電所総合更新工事の概要についての座学です。