知られざる熊野のダム展 その4


そして突然、登場したのが関西電力様と熊谷組様提供
黒部ダムコーナーの史料。
ここの展示以外にも貴重な図面が公開されています。


ガラッと雰囲気が変わるのがこちらのコーナー。
八ッ場ダム図面手拭いが展示されています。


ケースにかぶりつきで見入ってしまったのが佐久間ダムの切手。
でんぱつ様のポスターにもなってました。
日本の電力土木の金字塔、佐久間。
佐久間ダム大好き。


お約束でダムカードの展示もありました。
新丸山ダムのダムカードもありました。

◆ ◆


お昼ご飯を食べてから講演会に参加です。
満席だー。

お話をくださるのは熊野古道センターの橋本様です。


今回の企画展の特別講演「土木遺産は語る 小水力発電の今」。


今回の企画展でたくさんの資料を提供してくださっている黒川静夫様(故人)
「三重の水力発電」という本が水力発電を
勉強されている方にはかなり有名だそうで
会場にはこれを読んだという方が何人もお越しでした。
資料はご家族の所蔵です。


貴重な資料を基に講師の橋本様、すごく頑張った。

痕跡がはっきりしない廃止発電所もたくさんあるけど
とにかく歩いて探すしかない。
ひたすら登山(?)藪こぎ、川渡り。


こんなところを歩いて見つけてくださったおかげで
今回の企画展の廃止発電所のパネル写真がそろったという。

エクストリーマーだ。


やっぱり豊富な水量とともに災害も多い土地柄です。
でも今も熊野は素晴らしい電源地帯です。
それも水力発電の電源地帯。

非常に興味深い内容でした。
詳しく知りたいという方は遠いですが
是非、熊野古道センターまでお越しになって展示物を見ていただきたいです。


講演会の後、展示会場満員の図。
地元の方が多かったのですが
ダム愛好家が兵庫県と京都府と大阪府と奈良県から来ていたという。

先日のwDN-Kizugawaでお会いした人多数。
あれ?みんなこの企画展、ひそかにかなり楽しみにしていたのね。


満足して建物から出ると大きな虹が出ていました。
すっかり晴れました。
ということでこの夜、日本ダムアワード2018のネット中継を見るべく
安全運転で高速をぶっとばし、帰宅したのでした。

高速道路が延伸してアクセスが楽チンになりました。
水力発電について目からうろこの素晴らしい史料がいくつも展示されています。
ぜひこの企画展をお見逃しなく♪

 


熊野古道センターから見える尾鷲三田火力発電所。

この訪問日の数日前、2018年12月19日に発電を終了しました。

尾鷲のシンボルマーク、この煙突が見えたら尾鷲。
R41を走る時にいつもそう思って見ていました。
この煙突がなくなってしまうのはとても寂しいです。

でも跡地は有効活用されバイオマス発電が続けられるという事で
この地の電源魂は続くのだなと思うと少しだけ
寂しさもまぎれるかと思います。