川迫ダム 見学 その1

2014/11/21 更新

夏休みを使って九州に行ってきました。

佐世保までは行っていたのに長崎には行っていなかったので
長崎で見なくてはならないダムとして本河内高部・低部ダムを見てきました。


本河内低部ダムで見つけた説明板です。

上流側は切石ブロック
下流側はコンクリート製ブロック

実物を目にするまで知りませんでした。
本河内低部ダムは布引五本松ダムに続いて造られた
国内で二番目に古い重力式ダム。

布引五本松は上流も下流も切石ブロックですが
本河内低部はコンクリートブロックも使用していたのです。


コンクリートブロックでも布積みにして100年経ったらこれだけ風格がでるという。

そして現場でふわわんと頭に浮かんだダム

えー
コンクリートブロックで型枠って
関電さんの川迫ダムもそうじゃないの?

◆ ◆

奈良県天川村の景勝地、御手洗渓谷の上流にある川迫ダム。
『かわさこ』ダムではありません。
『こうせ』ダムと読みます。

大変な山奥で行く時は車の燃料に十分注意が必要です。
紀伊半島のダム巡りで燃料確認は命にかかわる重要ポイント。


遅い新緑の季節にやってきました川迫ダム。
ここに来るまでに九尾ダムの横も通ってきました。


噂に聞いていた通りのビューポイントの少なさ。
川迫ダムは九尾ダムと同じく中々堤体を拝みにくい立地です。


道路横に観光用の地図がありました。
川迫ダムは関西電力様のダムです。


現在地。

御手洗渓谷までは観光客も多いんですが
その先はというと渓谷で釣りをする人が多くなる。
元々道路幅狭いのに酷い路上駐車で離合困難になる事もしばしばですので
現地に行く時は注意が必要。


下流の木々の間から堤体が見えるところまで移動して撮った写真。

見事なコンクリートブロック積みです。