河本ダム 見学 その4


水位ゲージです。
割と水位が高いなという印象。


天端を渡って左岸にやってきました。
何やらタワーが立っていますがらせん階段などは新しい物のようで
土台になっているコンクリートが工事の時のものかは不明。
電波塔になっていました。


天端を渡ったところの正面に諸元碑がはめ込まれています。

        河本ダム
このダムは水島工業地帯に日量122,500m3
の工業用水を供給し、   あわせて最大出力
10,900kwの発電と洪水調節を行う県営
の多目的ダムである。
県民の熱意と関係者のご協力のもとに昭和36
年4月1日着工、  総事業費43億円と2年8ヶ月
の歳月をかけ、高梁川総合開発の使命をになって
ここにみごと完成をみた。
   昭和38年12月    岡山県知事
                   三 木 行 治 

と、書かれています。
なんだか嬉しそう。


        ダムの諸元
ダム
  ダムの形式 中空重力式コンクリート造
  堤頂長     258.00m
  堤体高    64.00m
  法面勾配  上下流面とも50%
  堤体積    224,000m3
貯水池
  集水面積  332.6km2
  湛水面積  0.8km2 
  総貯水量   17,350,000m2
  有効貯水量  11,100,000m2
  満水位    標高225 00m
門扉
  テンターゲート 2門、高さ10.30m 幅12.00m

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中空重力式コンクリート

門扉

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ほかのダムであまり見たことのない記載が・・。


電波鉄塔の前辺りから。
すっきりしすぎてぬりかべのような
ぺったりコンクリートです。