小ヶ倉ダム 見学 その3


綺麗な公園ですが堤体のすぐ近くまで行ける事の方が魅力的。


神戸市水道局の立ヶ畑ダムや呉市水道局の本庄水源地堰堤と同じ空気が漂っています。
ゲートピアのその風格は只者ではない雰囲気を醸し出しています。


堤体から突然生えてきたような導流壁。
役目でいえばこれは堤体導流壁ではなく堤趾導流壁的な何かですね。


竣工当時の小ヶ倉ダムの写真も現場で見る事ができます。
小ヶ倉ダムの表面を覆う石は徳山御影石を使用しているとの事。

御影石のダムとか気合いが違うなと思いましたが
そういえば曲渕の嵩上した後の天端も御影石使っていたなと気づきました。
愛されダムの証拠なのか…。


こちらも竣工して間もないころの本河内高部ダムでしょうか。
周辺にはまだ住宅が密集していませんね。


そしてこれは珍しい浦上ダムの写真。
水道専用ダムでしたが昭和57年の長崎水害の後、計画は見直され
現在は治水の役目も加わっています。
そして今ではちゃんと完成形で天端橋梁が繋がっています。


そして人気があるのがこのアーチ型の減勢池のような設備。
「ダム余水緩衝池」と呼ばれていたとか。


何段にもなった緩衝池はその曲線と水と植えられた木々で
見事な水辺の景色を作りだしています。
丁度写真撮った時が・・濁り水だったことが残念ですけど。


長崎市の水道用ダムでは若い方の小ヶ倉ダム。

なのでそれだけ色々進歩した技術が生かされているダムでもあります。

ゲートの数も、堤体の高さも
そして美しい減勢工も

長崎に来たらぜひ、本河内低部、高部ダムや西山ダム、浦上ダム達と
一緒に会いに行ってほしい素敵な小ヶ倉ダムでした。

 

おまけ

この取材の後、長崎で食べた昼ご飯もすっごく美味しかった!!


長崎の超有名店
こちらで頂いたのが炒麺(細麺の皿うどん)

これを食べてから
地元のスーパーで今までは手を出さなかった
皿うどんのぱりぱり麺を買って家で作るようになりました♪