成相ダム+成相池堰堤+北富士ダム 見学 その6
丸山ダムの事を思い出して晴天の下、しばらく鼻水をすすっておりましたが
気を取り直して堤体見学。
昭和12年に着工され、昭和25年に完成した成相池堰堤です。
堤高は33mあり、堤長は113.3mと立派なダムでした。

成相ダムの常時満水位はEL164.9m。
サーチャージ水位はEL173.4m。
常時満水位で上部5m以下が水没という事です。
上部というのは天端から下に5mということでしょうか。
クレストの非常用洪水吐きが活躍する時には
成相池堰堤は天端まで水没してしまうのではと思えます。
殆ど外観に変化がない訳ですが
堤体が上流面と下流面から水没するわけですから
保全の為に工事が成されています。
成相池堰堤を紹介しているダム便覧2005の記事を見ると
『上部切り欠きと下部取水塔を削孔することにより
安定上支障のない形状で保全し、歴史的環境の創出を図ることとしました。』
と書かれていました。
下部取水塔の削孔というのはまず見ることは出来ません。
上部切り欠きはというと...

ばっちり見えております。
右岸からはここまでしか見られなかったので成相ダムの天端を渡って左岸に移動します。

左岸より見る成相池堰堤です。

右岸からは良く見えていなかったのですが取水塔とは別になにやらバルコニーが。
ハンドルが見えて下に何かが伸びている事からゲート操作関係物の様子。

左岸から天端を。
レトロな天端です。

切り欠き部分と取水塔が見たいです。

鉄扉のデザインもオシャレ。
でも成相ダムがもしサーチャージ水位になったらこれって水没。
流入量にもよりますが流木とか押し寄せてきたら
この天端の上の構造物にかなりのダメージは間違いなし。
サーチャージにならない事をお祈りするばかりです。