来島ダム 見学 その4

直下には水位観測局舎と川を横断するコンクリートの堤。
副ダムではないと思われます。
角落としがはめ込めるような構造に見えるので。

最近のダムならここにフーチングの段々とかありそうですが
そういうものは一切なくてスパッとすっきりした両岸です。

そしてここにあった説明板は国交省のダムかというくらい
図説ありの大変わかりやすい物でした。

河川維持流量こと、環境放流は貯水池の水面から
2m下を目安に取水した物を放流しているという説明です。
多分ここではそれが一番冷たすぎず濁りもなく安定した良い水なのでしょう。
選択取水は水の濁りや温度を見て下流に流すのに
最も適した水深の水を放流できる設備です。
洪水時は湖が全般に濁るので取水レベルを細かく変更したりします。
横に堤体直下から見た写真も添えられていていい説明板♪

堤体断面図も書かれていてダムを知らない人にもイメージしやすいですね。
お越しになる人に一生懸命説明しようというスタンスが素敵です。

深い谷なので日が暮れてくるとあっという間に谷間は日陰になってしまいます。
周囲に人家はなく本当に山奥です。

上流も広大なダム湖を包み込むのは山ばかりです。

天端から見下ろしました。
飾りっ気のない導流壁。
そして右岸にはフーチングがあった事に気づく。

右岸から見た堤体です。
影が長くなってきました。
気温も少し下がってきました。

管理所の横にあった水利使用標識。
『更新申請中』の文字があります。
今、潮発電所にはダム湖の水は送られていないのでしょうか。
来島ダムと潮発電所の水利権更新については現在進行形です。
この15t/sの水についてその行く末を詳しく勉強したい方は
おざすきぃ様のcylindrical water splitterのこちらの記事をご覧ください。

発電ダムとして長く働いています。
これからもしっかり働けるはずなのです。
生まれた時からその身に帯びた使命を果たす時
ダムがいちばんかっこいい時
来島ダムは潮発電所にお水を送る日を心待ちにして
今はただ静かに静かに
待っているように見えました。
中国電力のキャラクター

ハッピーエンジェル君というのか。
あちこちで見かけていたけど名前知らんかったよぅ。