大畑瀞 〜 風屋ダム 見学 その1

2008/5/31 更新

奈良県南部には素敵なダムがたくさんあります。

十津川→熊野川(新宮川)には
関西電力の九尾ダム、川迫ダム
旧・建設省の猿谷ダム
電源開発の風屋ダム、二津野ダム、池原ダム、七色ダム、小森ダム
と、豊富な水量を生かして次々とダムが建設されました。


3月半ば、ふと夜中に目がさめて思い立ち、十津川村に向かいました。

午前3時に三脚立ててダムを撮っていると
例外なく通行車両がスピードをゆるめてこちらに注目しているのが背中でわかる
風屋ダム下流の橋の上。


この日、どこに行こうとしていたかというと
明治22年(1889年)の十津川大水害で形成された堰き止め湖
『大畑瀞』を取材しようと思っていたのです。

大畑瀞は十津川村の重里という場所にあります。


早朝の十津川村重里地区手前でとった風景。
季節が季節なので寒々しいですが
新緑の頃には素晴らしく奇麗だろうなと思って見ていました。


重里地区に入りました。
道路は対向車が来たら譲り合いが必要な細さです。


小学校の前に観光用の地図がありました。
ここに一度車を止めて地図を見ます。


とにかく広い十津川村。

このエリアは“西川流域”だそうです。

地図の青地に白抜きの文字は
 旭流域
 十津川北部流域
 滝川流域
 芦ノ瀬流域
 十津川中部流域
 西川流域
 神納川流域
 上湯川流域
 日高・日置川流域
 十津川南部流域
 北山川流域
と、エリアを川の流域で区分していました。

これには吃驚しました。