川俣ダム 見学 その3

広報館でダムの説明を見ます。


非常用洪水吐はローラーゲート6門です。


常用洪水吐は高圧ローラーゲート2門です。


そしてハウエルバンガーバルブが1門。

ダムカードにはハウエルバンガーバルブと書いてあるんですが
この水流…ホロージェットじゃないのかなぁと、疑問に思い
帰ってから鬼怒川ダム統合管理所にお電話して伺ったところ
コンクリートのフードが付いているので水流がこのようになっていますが
バルブはハウエルバンガーバルブですと、教えていただきました。


資料館から出て天端レベルに立ちました。
周囲をきょろきょろ見るとまたまた気になるもの発見。

なんだろこのコンクリート・・


  この試験は国際大ダム会議国内委員会よりの依頼でコンクリートの凍結融解に
  対する耐久性について実験室における実験と自然の気象作用によって実際の構
  造物の受ける影響との具体的関連性を究明するために行うものである・・・

と、書いてありました。
凍結融解と聞くとついついバットレスを思い出してしまいます。


天端です。

「ああぁ。工事なんですねぇ。川俣様の天端ベンチ見たかったなぁぁ」(←そろそろダムに様をつけたりして化けの皮がはがれてきた)

「ああ、今ちょうどベンチは片づけてしまっているんですよ」

「天端でデートしてください♪と言わんばかりのあのベンチを見たかったんですが残念です」

「(笑)吊橋に行って疲れた方に休憩してもらおうと思って設置しているんですが」

カップル様デート用ではなかったようです。
勿論そのようにも使えますが。


スノーシェッド管理通路の天端側です。

「吊橋をかける時の工事の車もここを通ってきたんですよ」

「え、重機もですか。ばらして運んで天端で組み立てたんですか?」

「いやいや、普通に通ってきましたよ」

大概な勾配とカーブだと思うんですが。
凄い話です。