桂貯水池 見学 その1
2004/7/12 更新
舞鶴にある岸谷ダムを見に行ったときに
水道局の方から桂貯水池堰堤の事を聞きました。
地図で見ると岸谷ダムから少し離れたの向かい山に
同じくらいの大きさの貯水池が記されていました。
それが桂貯水池だと思っていたのですが
「芦の町池」というかんがい用の溜池だと説明を受けました。
桂貯水池は地図上ではとても小さな面積しか在りません。
水道局の方から頂いた資料には
石張りの堤体に凄い苔。
滑らかなクレストからのエプロン。
ロマネスク様式の堤体(←注:そんなものありません)が写真で載っていました。
ゾクゾクするくらい綺麗な堤体でした。
資料を見ているとき、目が三日月のようになっていて
ちょっと人相が変わっていたかもしれません(笑)
とにかく突撃です。
岸谷貯水池からとことこ歩いて15分くらい。
狭くなった登り道にフェンスが現れました。
水道局の管理区域であるというプレートがつけてあります。
扉は施錠されていて入れません。
道路の方が高くなっているのでフェンスに張り付くと
細い階段と石張りの堤体が♪
しかも緑青色のファンタスティックなお水♪
フェンスが切れているところまで下って杉林の斜面を
殆ど滑り落ちるように下りました。
いきなり凄い堤体登場です!!
『な、なぁんてカッコいいんだぁっ!!』
ここは本当に舞鶴なのか??
6世紀の英国ではないのか?
幽谷に突如現れた城壁のごとく
騎士が馬上から降りて一休みしていそうな空間。
頭の中が妄想爆裂。
妄想が断ち切れぬまま
と、とにかく堤体にお近づきにっ。