鹿野川ダム 見学 その3


右岸にある立派な鋳造の説明板です。

鹿野川ダムについて

このダムは肱川下流の洪水被害を防止するとともに、貯水を利用し
て発電を行う目的で昭和28年10月着工、昭和34年3月竣工したも
のであります。 このダムの大きさその他は次のとおりであります。

ダムの位置 愛媛県喜多郡肱川村山鳥坂    
ダムの型式 溢流型直線コンクリート重力式 
ダムの高さ 基礎岩盤から天端まで61m     
ダムの長さ 168m
ダムの体積 161,000m3
ダム基礎の地質 主として砂岩
道路面の標高 海抜91m   

ゲート(テンターゲート巾12.0m高10.3m)4門
全体の貯水量(海抜89mまで)48,200000m3
有効な貯水量          29,800000m3
貯水池の面積          2,320,000m2
発電所の出力 最大10,400kw 常時2,700kwh
1年間に発生する電力 56,121,000kwh
ダムを造るの四要した費用 30億円

 なお、このダムを造るために209戸の家屋と、180町歩の田畑、山林
が水没し、740人に及ぶこれら関係者の陰の協力に感謝するとともに、
 工事中尊い命を失った7名の方々の冥福を祈ります。  

と、詳しく書かれていました。


微妙に
「昭和三十四年三月竣 工」
「建設 省」


右岸にあった建物。
いかにも管理所というデザイン。
なのでここに行けばダムカードが貰えるだろうと玄関に向かったところ・・・


こんな看板になっていました。

鹿野川ダム管理庁舎の文字がありますから
躊躇なくインターホンを押しました。

ダムカードくださいとお願いしましたらすぐに持って来てくださいました♪


管理所前から見たゲート部。
ダム上流面だしいい立地だと思うんですが。
でも耐震構造や色々な問題で建て替えになるようです。


管理所が新しく作られるのは右岸のこの場所。
現在基礎工事まっただ中。