上米良取水堰堤 見学 その3


沈砂池の真ん中あたりまで進んで来て振り返ったところ。
歩いてきた通路の下は実は越流堤です。

今までダムと同じ様に余水吐と呼んでいましたが
文献を調べたところ越流堤と記載されていました。

この越流堤は
水が濁っている事が多い(土砂、シルトが多い)川では導水路側に設けられ
水が澄んでいる事が多い川では水の川では排水する側に設けられるそうです。

つまり上米良取水堰堤の場合は後者。
お水がとても綺麗なんです。


凄い水量がどんどん流れていきます。
この導水路トンネルから下流の村所発電所にお水が向かっていきます。


沈砂池の底が見えたので吃驚して
綺麗だーっ♪綺麗だーっ♪と騒いでいたら

「今日は…あんまり綺麗じゃないですね」

と、九州電力の方がぽそっといいました。

うそーん。
こんなに澄んでるのにこれでまだ綺麗じゃないって
普段どんなに綺麗なお水が流れているんですか。
こんな美しい水で回されている水車は濁水が多い場所より
やっぱり持ちがいいのかな〜
凄いな〜。

と、何となく路線を間違えている発想が頭に浮かぶ。


沈砂池の端っこからラバーゲート全景♪

この写真だけ見たら大きさがピンとこないでしょうね。
撮った私自身がそう思います。

ウハウハして喜んで
「そばに行きたい行きたい行きたい行きたい」
と、口にしていましたら・・・


「下に行きたいのですね・・・」
と、見学を案内して下さった九州電力の方は
ヘルメット着用を条件に通してくださったのです。

すいません。ありがとうございます。


沈砂池の越流堤の横に来ました。
洪水・出水時はここからお水が川の方に流れます。