上椎葉ダム 見学 その7


わずかな角度の差で左岸の山に隠れていた上椎葉ダムの左岸洪水吐が見えてきます。


ゲートの上の天端橋梁の下の格子まで見えています。
なんという落差。

あの高さから落ちた水が
スキージャンプでこの方向に飛んでくるのです。

放流している時にこの場所に立っている事は難しいでしょう。
それは管理的意味合いでは無く
放流時の風圧と水煙の物理的な意味で。

見とれているとまたまた九州電力の方がぽろっと凄い事を漏らされました。

「夏にここで花火大会が有るんですよ」
「え!!上椎葉ダムのダム湖で上げるんですか?」
「いえ、堰堤上から上げるんですよ」
「天端から花火っ!!」
「アーチに花火の音が響いて凄い迫力なんですよ。
下流に在る橋から眺められるし凄いです」


上椎葉ダムの天端から打ち上げ花火!!

帰宅して椎葉村のHPを見るとイベント情報に紹介記事がありました。

ダムと花火
一緒に撮るのってどのくらい難しいかな
花火撮るのって凄い技術がいるって聞いた事あるし。
バルブ撮影で堤体をメインにしたら花火の光ぶっとびそうだし

うーん。
うーーーん。

誰か撮ってください。


堤体の下流に架かる橋。
花火大会の日はここは人でいっぱいになるんでしょうね。


下流から見あげる上椎葉ダム


110.0mの堤体を下から見ているのに
圧迫感がそれほどない事が不思議でした。

コンクリートの色はこんなにも落ち着き
周囲の山に溶け込むかのように黴をまとい
穏やかに
しかし威厳を失わず
静かにそびえています。

九州を代表するダム
キング・オブ・九州

上椎葉ダムは目にするパーツ一つ一つが感動をもたらしてくれる
素晴らしいアーチダムでした。

 


おまけ

上椎葉ダムに行くならこれも愛でてくださいね


上椎葉ダムの下には下椎葉ダムもありますのよん♪


上椎葉地区の真ん中あたり、目印は駐在所です。

川に近づくとこんな堰堤があります。


これは上椎葉ダムができるまでにここに在った下椎葉堰堤です。
上椎葉ダム完成後廃止されました。
改修工事ですっかり姿を変え砂防の働きを持たせています。


元々が取水堰堤なので砂防堰堤のスタンダードスタイルとは異なります。
なので力強く砂防堰堤ですと言いきれないですが
下椎葉堰堤もよろしくお願いします。