上椎葉ダム 見学 その6


右岸に到達です。
ゲートの横に水位を測定する水位塔があります。

ずずずっと横に移動して下流側からのビューを見ようとしたところ・・・

「ああああああ!!こ、この照明は外側にも点灯するんですかっ!!」
「はい。夜に見ると天端に光の点が並んで綺麗なんですよ」
「見たい見たい見たい見たい見たい!!」
「また夜にも来てやってください(笑)」

ちょっとこのデザインの凄さは冗談抜きに凄すぎる。
やっぱり上椎葉は半端ないこだわりのダムなんですね。
天端埋め込み照明、しかも丸窓のような形だけでもお洒落なのに
外側にも光を出すなんて。

戦後10年目に造られたダムですよ
1955年製ですよ
今造られているダムにこのスピリットを継承してほしい。


天端レベルから見る上椎葉ダム。
かーっこええーっ♪

オーバーハングしたアーチではありません。
真っ直ぐに立つ堤体。
両岸は地山の岩盤の上に洪水吐を有しているので重力式では無いのです。

110.0mの堤体
国内初の100m超級アーチ

カッコいい姿を一生懸命撮っていると背後から
九州電力の方がぽろっと凄い事を仰いました。

「上椎葉は130.0mにする計画があったんですよ」
今…なんと…?
上椎葉が130m…?

上椎葉ダムの天端。
車両が交互通行ができる程の幅がありました。

切り取ったように真っ直ぐな突出物の無い天端

130mまで堤高をあげていたら天端はもっと狭く
車両の交互通行ができるほどの幅はできなかった事でしょう。

何故130mにしなかったのかは判りません。

帰宅後、ダム便覧のテーマページ「ダム書誌あれこれ(35) 宮崎県のダム(上)」
で調べると確かに131.0mで計画されていたという事が書かれていました。
わー。不勉強で現地入りしちゃった〜。恥ずかしい。

でも現場で私が頭にポンと浮かんだのは
何故、そこまで準備できていたのに
堤高を130mにしなかったのかという事ではなく
嵩上げが可能→嵩上げするかもしれない→今の洪水吐どう使うの?→わくわくっ♪わくわくっ♪
という物凄い妄想でした。


妄想が頭の中でぐるんぐるんしていましたが
下流側に移動してきました。

やはり下流側からきっちり見ておきたいですから。
到着した時に丁度、右岸のこの道路の横に在る
ダム湖から引き揚げた流木の貯木場に運搬の為のトラックがやって来て
普段は閉っているゲートが開きました。


運搬作業の邪魔をしないように気をつけつつ
その場にいらっしゃった九州電力の方に先に進んで良いかを確認し
敷地にはいらせて頂きました。

上椎葉ダムに
堤体に
1mでも近いところに

行きたいという気持ちだけ♪