上椎葉ダム 見学 その4
巻上機の横から天端に戻ってまたまた大喜び
うひゃひゃひゃーっ♪
大喜びの対象は今度はこのマンホールの蓋。
これこれこれっ
中央のこの稲妻マークっ。
これは九州電力の昔のロゴマークっ。
「九」をモチーフに電気を表すサンダーボルトにしたこのデザイン。
めっちゃカッコええ♪
物凄くシンプルにカッコええええ♪
目に入る物の何もかもに
ぴぴっと感じるものが尽きない上椎葉ダム。
天端高欄の埋め込み式照明が並んでいるのを撮ろうとして
高欄に一定間隔でくぼみがあることに気付きました。
「これ・・・これもお洒落なデザインの一つなんでしょうか」
「・・・どうなんでしょう」
「んーーーんーーー」
何なのだろうと頭を捻っている時に
現地でダムの解説をしてくださっていた九州電力の方が
下流を覗き込んでおられるのを見てピーン!!
「わかったーっ」
「え」
「そこに立ってくださいっ」
「え・・こうですか」
「ほらほらっ。
きっと高欄が高くってかなり分厚くて上下流を見づらいから
このくぼみに立てば見やすくなるんですよっ♪
背の低い人でもこのくぼみに張り付いて見たら見やすいですよっ
高欄の高さ自体は下がっていないから危険ではないし
凄い考えられた見学用スリットなんですよぉぉぉ♪
多分」
と、私にここに立ってくださいといわれて
モデルになって下さった九州電力の方。
いや、この方は背が高かったのでくぼみにはいらなくても
普通に下流を見降ろせますが。
いや、本当は何なのかはわからないのですよ。
でも私はこのくぼみに入った瞬間、下流を覗き込みやすかったので
こういうものだと個人的意見。
多分、間違っていると思うのでくれぐれも本気にしないでください。
こいつ大変だ…
えらい奴が見学にきた…
と、九州電力の方が心配されていたかはわかりませんが
私のテンションは下がるという事を知らずウナギ登り。
くぼみを撮ろうとしていたらこんな物が高欄にくっついているのを発見しました。
「これはなんですか」
「堤体の動きを計測するもので・・」
「プラムラインの代わりの?」
「はい。右岸の・・・あの辺りから」
指し示された方の山を見るとありました。
監視カメラ設置好適ポイント(堤体撮影ベストポイント)にそれらしき機械。
プラムラインが設置されていないダムには良く採用されている変位監視装置です。
プラムラインが無くても堤体の撓み測定はこういった測定器できっちり監視できるのです。