神岳ダム 見学 その1
2008/9/29 更新
大正時代に岐阜県で水力発電事業を立ち上げた
揖斐川電力株式会社。
その後、社名は変わり現在はイビデンとなっています。
そのイビデンの保有しているダムを見にやってきました。
イビデンの名前を初めて知ったのはHPを始めて間もないころ
徳山ダムのダム湖にあった旧・徳山村地内を訪ねた時のことでした。
この時にイビデンの保有している杉原堰堤という物が
どこにあるのかを探していて名前を知ったのです。
北陸道の木之元I.CからR303でやってきました。
岐阜県坂内村。
初めて来た時にはこの木之元〜坂内のルートは本当に酷い道で
通行止めにも泣かされ続けていましたが整備が進み
非常に通行しやすい状態になってきています。
このルートがいつも確保されていれば横山ダムと徳山ダムもとても近い♪
距離として近いというのではないのですが
市街地を走らなくていいというのが気持ちの上でとてもらくちん。
土倉鉱山の前を抜け八草峠の横に作られた長いトンネルを抜けて
今までから考えられないほど快適になったルートでたどり着きました。
神岳ダムへの分岐にやってくると
ちょうどこの先で土砂崩れがあったようで迂回路が作られており工事中でした。
交互通行でしばし待つ。
そして進むとこんな看板がありました。
ここから徳山ダムは36km。
ちょっと待って・・・
徳山ダムに行く前にまず横山ダムに着くんですけど。
横山ダムは国内で13基しかない中空重力式の凄いかっこいいダムなんですけど
横山ダムも紹介してください。
ここから横山ダムまでは13kmです。
そしてとても目を引くのがイビデンさんの立てた看板。
神岳ダム放水のお知らせ
左記の期間中、上流の神岳ダムを
放水しますのでご注意願います。
自 平成20年10月1日 16時より
至 平成21年5月31日 時まで
イビデン株式会社
放水…
冬季放水・・・
点検?
う、うわー
クレストから出すのかな♪
と、文字だけ見て一人、盛り上がる。
この交差点のすぐ近くに由緒のある風情の神社がありました。
広くなっていて前にパーキングが可能です。
で、この神社は何なのかといわれを書いた説明板を見ると
夜叉龍神社というものでした。
看板を寄贈されたのがまたまたイビデンさん。
というかこの神社を作ってくれたのがイビデンさん!!
地域密着。CSR。
山の方に登っていくとイビデンさんの川上発電所が現れました。
立派な発電所ですね。
1935年竣工だそうです。
今から目指す神岳ダムのお水で発電しています。