柿原水源地洗い堰 見学 その1
2010/2/9 更新
ある日、ダム仲間で「THE SIDE WAY」の管理人のあつダム宣言!様からメールが届きました。
「夜雀さん好みのダムを文献で見つけたのでお知らせします」
情報によると私が以前立ち寄った事があるダムの上流に
さらに凄いダムが隠れているらしいとの事でした。
そしてそのダムは下流にダムができた為に運用停止して『廃』状態になっているとの事。
『廃』になっていても堤体はしっかり立っていて姿をとどめているという事でした。
場所はというと、四国は愛媛県、宇和島市にある須賀川ダムの上流です。
ここは中筋川ダムを見てから野村ダムに移動する際に横を通っているのです。
ダムも一通り見てきましたが時間が押していたのでさらっとスルーしてしまいました。
須賀川ダムのお仕事はFNW。
メインは上水道用のダムで直下に浄水場を持っています。
「お知らせありがとうます。私に知らせたらどういう事になるかおわかりですね」
と、あつダム宣言!様に返信した週末、一日休みがあったので
夜中に飛び出し朝には宇和島市に到着していました。
しかし片道450kmはマジできつい。
そろそろ年を考えようよ…。
須賀川ダムに到着して現地の案内板を見たところ
目的のダムまで車で近づけるようでした。
しかし、地図で見ると道がついていたのですが
このように車両を制限するチェーンが張られていました。
仕方がないのでここに車を停めて徒歩で向かいます。
上水道水源だから仕方ないよね。
不法投棄嫌だもんね。
と、歩くことには特に何も感じませんでした。
大した距離でもないし。
後でわかったのですが、日中はチェーンが外され、この先にある
水源地および上水道施設跡を利用した公園まで車で行けるようです。
朝早く来すぎて掘る墓穴。
須賀川ダムには須賀川と正シ川という二つの川が流れ込んでいます。
今回目指しているダムはこの正シ川の上流にあります。
正シ川の左岸になにやら広い整備された場所が見えています。
右岸にあるこれはどうやら廃止されたという浄水場跡のようです。
どんどん下って川に到達。
橋が架かっています。
親柱には「水神橋」の文字が。
右岸に見えていた浄水場跡地に移動しました。
広い真っ平らなスペース。
沈澱池があったと思われます。
公園の端を歩くとこんな風に川に降りられるところもあって
親水公園として整備されている事が良くわかります。
対岸からちら見して気になっていた説明板に到着しました。