加冶川治水ダム 見学 その2


とりあえずダムカードを確保しました。


天端から見た右岸側です。
管理所は地上2階地下1階建てかな?


堤体直下は左右からの山が迫っていてあまり広いスペースもありませんでした
先ほどいた、ダムカードフレームのある広場も見えています。


多分、新潟県様のダムですから無駄なく発電していると思われるので
この建屋は発電所と予想。
そして発電した後の水は河川維持流量として放水。
でも曲がった減勢工の中に“く”の字に曲がったシルのようなものが見えます。
素人目には副ダムだけでもよさそうだけど
発電用の放水対策で放水庭を作ったのかな…などと素人なりに考察。


天端から見た加治川治水ダム公園全景です。
雨が激しくなければ下りて行こうと思ったのですが
直前に三面ダムで暴風になぎ倒されていたので断念。


真っ赤なクレストゲートから見下ろしたところです。
1門だけのゲートのスタイリッシュさが際立ちます。
うう、直下から見上げたいなぁ。


洪水吐ゲートの銘板になります。
11.000×14.461mってかなり大きいですね。


左岸から見た公園です。
こちらから見るとそれなりの貯水があることが分かりやすいです。


更に高いところから全景をと頑張りましたが無理でした。


治水目的で最近作られるダムでは一番低い所に常用洪水吐を設けて
平時は貯水池に水を貯めず、常に川の水が流れるような設計です。
なので流水型ダムと呼ばれます。

流水がダムのメリットはとても良くわかるのですが
加治川治水ダムはあの公園のおかげで
他の治水ダムとは全然違う顔が見られるので
やっぱり別格だと思います。

お天気さえ良ければあの公園から堤体を見上げたかったのになぁ…
と、心残りができてしまった加治川治水ダム見学でした。