加冶川治水ダム 見学 その1

2022/5/21 更新


以前から行きたい行きたいと思っていた加治川治水ダムに向かっています。

治水専用ダムはいくつか見てきましたが
貯水池に途中まではいることができる例や
貯水池に全く入ることができない例が大半であるのに対し
加治川治水ダムは貯水池内に公園が造られているという事で
先駆的だなと気になっていたのです。


その加治川治水ダムへの道にはとてもフォトジェニックな
トンネルというかスノーシェッドのようなこういうものがいくつもありました。


素敵だわー。
コンクリートいいわー。


堤体直下をまず目指しましたが直下は立ち入り禁止でした。


ヘリポートのように少し高くなったところをうろうろしながらゲート部をズームで。


ここにダムカードフレームが設置してありましたので
堤体を納めて撮影しました。
F管理用P、と真面目な書き方がとても新潟っぽい。


フーチング階段に積雪しにくくなるように丸く造られた屋根がかぶさっていました。
多分、管理所からあの高さまで降りて、そこにある監査廊入口から
堤体内に入るのかな〜と思って見ていました。


1門ゲートのダムって堤体の高さにもよりますが
異様にカッコ良いことが多いので真下から見たいのですが
立入禁止は突破できません。


直下から車を進めて到着しました天端レベル。
加治川治水ダム公園の看板。


覗き込むと貯水池の中に公園が見えました。
おおお。
凄い。
ホントに公園があるぞ。

その向こうには貯水池の水。
割と水位高め。


堤体の方を見るとこのくらいの水位でした。

公園部分はもっと低くて、ほぼ底にあるのかなと思っていたので
こんなにたくさん水があるとは意外でした。


石碑発見。

 このダムは 昭和41年及び昭和42
年の大水害を契機に 加治川の洪水
調節を目的として建設されたもので
す。昭和42年度に実施計画調査に着
手し、昭和44年度から建設に入った
もので、治水ダムとしては全国のダ
ムの中でも最初に着手された一つ
であり最大級の規模のものです。
 総事業費73億円をもって、昭和49
年度に完成しました。
 昭和49年10月

日本における治水専用ダムの先がけなのですね。


熊谷組様、佐藤工業様、大成建設様というJV。


竣功 昭和49年10月。