軸丸発電所更新工事現場 見学 その3

降り立ったところは開渠部です。
ずっと奥に見えているのが水路トンネルの入り口。
この場所は3号開渠というそうです。

反対側を見るとこちらも導水トンネル。
綺麗な馬蹄形です。しかもポータルは立派な石積♪

奥をズームするとライトがふわふわ動いていたので
中で作業している人がいるのがわかりました。

台形の開渠はこんなに広いので小さな作業車なら問題なく行き来できます。
インバートのコンクリートを打つときは
ミキサー車のミキサー部分だけをおろして2tトラックに載せて現場に直送できるとか。
スペース広いってお得。
最初の設計がメンテナンスを考えて優秀だったということかも。

この部分は工事に合わせて作業場所を確保するべく
コンクリートの蓋が設けられているのかなと思って見上げていました。
漏れてくる光がきれいです。

トンネルに入るとたくさんのケーブルと一緒に並べられているのが支保工の鋼材です。

今から組み立てられるの待っています。

組み立てられているところではこんな感じでした。
天井が素掘りなので支保工との間に隙間ができます。
この隙間部分には微粒子グラウトモルタルというものを充填していくのだそうです。

モルタルでレジンパネルとトンネルの間がみちみちになる一体感。
想像するととても楽しい。

現場のかっこいい写真撮りたくてちょっと頑張りました。
一番お気に入りがこれです♪

斜めのこの写真もよいかなと思ったんですが♪

という事で涼しい現場を後にして明るい方へ。

入ってきたときに気になっていたんですが
見学中にさっそうとトンネルの中から自転車に乗った方が次々と現れた時に
水路トンネルと自転車は切っても切れない関係だと確信。

中部電力様の不動谷ダム見学時に真っ暗な水路トンネルを
自転車で移動されるのを見て、色々おかしい絶対おかしいと思っていましたが
これで二か所目の水路トンネルと自転車の組み合わせですから
もう切っても切れない関係なのだと確信。

しかもチューブレスタイヤのパンクしない高級車でしたし。

開渠部分で頑張る車両達の写真撮りました。
何度も設備を更新して大事に大事に使われていく水力発電所。
これからもあちこちの歴史ある発電所に更新工事が行われていくと思います。
災害の多い日本だから
災害に強い設備を作っていくことも
被災した発電所を蘇らせる技術も培われています。
ただ、設備更新工事にかかる予算と収益が見合わなければ
廃止になる発電所も出てくるかもしれません。
軸丸発電所は優良な水力発電所なので新しくしてもらえることになったのです。
あちこちで頑張る水力発電所が一か所でも多く、長く使えるように
発電所にダメージを与える災害がきませんようにお祈りしました。
貴重なものを見せていただいた軸丸発電所更新工事現場見学でした。
ご案内をくださった九州電力の皆様、前田建設工業の皆様、ありがとうございました。